Google Pixel 7は、2022年10月13日にGoogleストアでSIMフリー版、各キャリアからau版とSoftBank版が発売されました。
実用的なスペックが搭載されて、コスパが良いスマホとして人気があるモデルです。
2022年に発売されたGoogle純正のスマホですが、「SIMフリー版とキャリア版でスペックが違うのか?」「Pixel7 Pro・Pixel7aと比べてどうなのか?」「どこで買うのが安いのか?」など、気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Google Pixel7について以下のポイントを紹介します。
記事を読むことで、Google Pixel7でデュアルSIM運用する方法や、あなたに合ったデュアルSIMの組み合わせがわかります。
最後までチェックしてください。
- スマホアドバイザー所有(総務省後援MCPCスマートフォンモバイル実務検定合格)
- モバイル基礎技術検定所有(総務省後援モバイル技術基礎検定合格)
- FP3級所有
- デュアルSIM歴3年
- 実際利用した組み合わせは10以上
- コンテンツ制作ポリシーに則り記事を作成しています。
Google Pixel 7はeSIM対応でデュアルSIM可能
発売当時のGoogle Pixel 7は、SIMカードとeSIMを併用してデュアルSIM運用できるスマホとして注目されました。
さらにGoogle Pixel 7は、異なるeSIMを2つ設定できる最新スマホになります。
デュアルeSIMについて詳しく解説していきます。
2023年からデュアルeSIMにも対応
2023年のソフトウェアアップデートで、eSIMに2つのプロファイルを設定できる「デュアルeSIM」に対応しました。
2つのeSIMとnanoSIMカードで、合計3つのプロファイルを設定できます。
例えば、下記のような組み合わせが可能です。
- eSIM : 通話用の楽天モバイル
- eSIM : データ通信用のmineoのマイそくプラン
- nanoSIMカード : 海外旅行で使用する現地のSIMカードやプリペイド式のSIMカード
3つのプロファイルを設定できるようになりましたが、同時に使用できるSIMは2つまでです。
先ほどの事例の場合、普段は2つのeSIMを使用して、必要なときにnanoSIMカードを差し込んで使用します。
Google pixel 7 のスペック
Google pixel 7のスペックは、各キャリアでほとんど変わりません。
以下の一覧表で確認しておきましょう。
製品名 | 128GB SIMフリー Google Pixel 7 | 256GB SIMフリー Google pixel 7 | 128GB au Google pixel 7 | 128GB SoftBank Google Pixel 7 | 256GB SoftBank Google Pixel 7 |
カラー | オブシディアン スノー レモングラス | オブシディアン | オブシディアン スノー レモングラス | オブシディアン スノー レモングラス | オブシディアン |
サイズ | 約 W73.2×H155.6×D8.7(mm) | ||||
画面サイズ | 6.3インチ | ||||
ディスプレイ | フルHD+(2400×1080) 有機ELディスプレイ | ||||
重量 | 197g | ||||
バッテリー容量 | 4355mAh | ||||
CPU | Google Tensor G2 | ||||
メモリ | 8GB | ||||
ストレージ | 128GB | 256GB | 128GB | 128GB | 256GB |
(広角) | メインカメラ有効画素数 約5000万画素 | ||||
(ウルトラワイド) | メインカメラ有効画素数 約1200万画素 | ||||
インカメラ | 有効画素数 約1080万画素 | ||||
SIM対応 | nanoSIM/eSIM DSDV対応 | ||||
オンラインショップ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ |
Google pixel 7の特徴は以下↓
大容量バッテリーときれいな有機ELディスプレイがあり、日常使いには十分なスペックを搭載。
スペックのバランスもコスパもよく、何かにずば抜けているわけではないですが、多くの人にとって使いやすい機種にります。
それでは解説していきます。
キャリア版とストア版でスペックの違いはない
SIMフリーモデルのGoogleストア版とキャリア版に、スペックの違いはほとんどありません。
カラーラインナップとストレージ容量の違い以外は、すべて同じスペックを搭載しています。
1日中持つ大容量バッテリー
Google Pixel7のバッテリー容量は5,000mAh。駆動時間は24時間以上となっています。
YouTubeやNetflixなどの動画コンテンツ、スマホゲームなどで使用した場合は、もっと短くなりますが、それでも1日充電なしで充分過ごせるほど。
iPhone15ですら3,349mAh。iPhoneと比べてもかなりのバッテリー容量だということがわかります。
ディスプレイは有機EL
有機ELディスプレイはハイエンドクラスのスマホに採用されています。
ミドルクラスのスマホに搭載されていているのは珍しく、他のスマホよりもきれいな画面を利用できます。
Google pixel 7 シリーズのスペックを比較
Google Pixel7シリーズのPixel7 Pro・Pixel7aと比べてどうなのか、以下の比較表で確認します。
比較しやすいように128GBのSIMフリー版でまとめました。
製品名 | Google Pixel 7SIMフリー | Google Pixel SIMフリー 7 Pro | SIMフリー Google Pixel 7a |
発売日 | 2022年10月13日 | 2022年10月13日 | 2023年5月11日 |
カラー | オブシディアン スノー レモングラス(125GBのみ) | オブシディアン スノー ヘーゼル(125GBのみ) | チャコール スノー コーラル シー |
画面サイズ | 6.3インチ | 6.7インチ | 6.1インチ |
ディスプレイ | フルHD+ (2400×1080) | QHD+ (3120✕1440) | フルHD+ (2400×1080) |
重量 | 197g | 212g | 193.5g |
バッテリー容量 | 4355mAh | 5000mAh | 4385mAh |
CPU | Google Tensor G2 | Google Tensor G2 | Google Tensor G2 |
メモリ | 8GB | 12GB | 8GB |
ストレージ | 128GB (256GB) | 128GB (256GB) | 128GB |
(広角) | メインカメラ有効画素数 約5000万画素 | 有効画素数 約5000万画素 | 有効画素数 約6400万画素 |
(ウルトラワイド) | メインカメラ有効画素数 約1200万画素 | 有効画素数 約1200万画素 | 有効画素数 約1300万画素 |
(望遠) | メインカメラ- | 有効画素数 約4800万画素 | - |
インカメラ | 有効画素数 約1080万画素 | 有効画素数 約1080万画素 | 有効画素数 約1300万画素 |
SIM対応 | nanoSIM/eSIM DSDV対応 | nanoSIM/eSIM DSDV対応 | nanoSIM/eSIM DSDV対応 |
一括購入 | 82,500円(128GB) | 124,300円(128GB) | 69,300円 |
12回 分割購入 | 6,875円✕12回=82,500円 (128GB) | 10,358円✕12回=124,296円 (128GB) | 5,775円✕12回=69,300円 |
3つの主な違いをまとめると以下↓
Pixel7は価格とスペックのバランスが取れたモデルです。
より良いスペックが必要な場合はPixel7 Pro、価格を重視する場合はPixel7aがおすすめ。
価格とスペックの違いをよく確認して、使い方にあったモデルを選びましょう。
主な違いについて、以下で解説します。
1番の違いは価格
Pixel7シリーズの大きな違いは価格で、スペックの違いが価格差に影響しています。
Pixel7とPixel7 Proの価格差は約4万円あり、ディスプレイ解像度やカメラ性能が大きく違います。
Pixel7とPixel7aの価格差は約1万3000円ありますが、大きなスペックの差はありません。
本体の材質の違いが、価格差に影響しています。
Pixel7 Proは望遠カメラがある
望遠カメラがあると、遠くの被写体を拡大して撮影するだけでなく、被写体を近くに引き寄せて際立たせる撮影ができます。
被写体の近くで撮影すると被写体がゆがんでしまいます。
望遠カメラで離れたところから撮影することで、被写体のゆがみを抑えてキレイに撮影できます。
カメラ性能にこだわる場合は、Pixel7 Proがおすすめです。
Pixel7aは安いのにカメラ性能が向上している
Pixel7aとPixel7は、スペックの差はあまりありません。
カメラの有効画素数が向上し、キレイに撮影できます。
カメラ性能が向上しているのに、価格が1万3000円も安いのは魅力的です。
おすすめデュアルSIMの組み合わせ
おすすめのデュアルSIMの組み合わせは以下の4つのキャリアのどれかをメイン回線とする組み合わせです↓
商品 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
mineoとのデュアルSIM | ギガ使い放題が月額990円 通信制限も回避 通信速度は1.5Mbps mineoはこちら | ギガをたくさん安く使いたい |
楽天とのデュアルSIM | 通話料無料 3GB以下なら1,078円 通信品質もデュアルSIMでカバー 楽天モバイル はこちら! | 長電話が多い 月データ通信量が決まってない |
LINEMOとのデュアルSIM | 半年間実質無料! 1年間5分以内の通話無料 高品質な通信 LINEMOはこちら | 高品質な通信がいい 長電話はしない |
povoとのデュアルSIM | 基本料0円 ギガ活がお得 180日以内にトッピングが必要 | 補助回線が欲しい 1回線だけでは不安 |
上記の中からあなたに合ったキャリアを選んで最強の組み合わせを作ってください。
デュアルSIMの最強組み合わせについては以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
それでは詳しく解説していきます。
ギガ使い放題ならmineoとの組み合わせ
mineoと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- mineo+LINEMO:月額1,980円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避
- mineo+IIJmio:月額1,430円/ギガ使い放題+2GB~で通信制限回避
- mineo+楽天モバイル:月額2,068円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避+通話無料
- mineo+povo2.0:月額990円/ギガ使い放題+ギガ活なら0円で通信制限回避
mineoにすれば、最安でギガ使い放題が実現できます。
最大1.5Mbpsと中速の通信ですが、YouTube動画やVODサービスも問題なく再生できました。
デュアルSIM運用にすることで、マイそくプランの欠点である平日12時~13時の通信制限が回避でき、快適にギガ使い放題を最安で利用でき、筆者的にかなりおすすめです。
マイそくの通信速度は以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。
僕のおすすめはLINEMOとのデュアルSIM!
mineoと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
マイそくなら月額990円でギガ使い放題
通話し放題なら楽天モバイルとの組み合わせ
楽天モバイルと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- 楽天モバイル+LINEMO:月額2,068円~/月6GB~+通話無料
- 楽天モバイル+mineo:月額2,068円~/ギガ無制限+通話料無料
- 楽天モバイル+IIJmio:月額1,518円~/月5GB~+通話料無料
- 楽天モバイル+ahamo:月額4,058円~/月21GB+5分通話無料
- 楽天モバイル+povo:月額1,078円~/月3GB~+通話料無料の最安運用
楽天モバイルの特徴は、なんといっても通話料無料!
また、楽天市場で買い物する際もSPUが+3倍になり、お得に買い物できます。
僕のおすすめはLINEMOとのデュアルSIM!
LINEMOと併用することで、月6GBのちょうどいいデータ通信量を利用でき、高品質な通信で楽天モバイルの通信品質を補ってくれます。
しかもLINEMOでは現在6か月間実質無料のキャンペーン中!キャンペーン内容が激熱なので今のうちに試しておきましょう。
楽天モバイルと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
\通話無料で利用するなら楽天モバイル/
安くて速い!高品質な通信ならLINEMOとの組み合わせ
LINEMOと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- LINEMO+mineo:月額1,980円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避
- LINEMO+楽天モバイル:月額2,068円~/月6GB~+通話無料
- LINEMO+IIJmio:月額1,430円~/月5GB~
- LINEMO+povo2.0:月額990円~/月3GB~トッピングやギガ活を利用!
LINEMOはソフトバンクの高品質な回線とお得なキャンペーンが魅力!
現在LINEMOでは、半年間実質990円分無料のキャンペーンと5分通話無料が1年間無料のキャンペーン中!
これだけお得なキャンペーンが併用できる機会は多くありません。
LINEMOミニプランの評判や口コミについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
僕のおすすめはギガ使い放題が月額990円のLINEMO!
LINEMOと併用することで、月額料金1,980円で通信制限のないギガ使い放題が実現します。
LINEMOと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
\半年間無料キャンペーン中!/
とりあえず2回線持ちたい!最安運用povo2.0との組み合わせ
povo2.0と相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- povo+mineo:月額990円~/1.5Mbpsでギガ使い放題
- povo+LINEMO:月額990円~/3GB+5分以内の通話無料
- povo+楽天モバイル:月額1,078円~/3GB~+通話無料
- povo+IIJmio:月額440円~/2GB~
- povo+ahamo:月額2,980円~/20GB+5分以内の通話無料
povo2.0は基本料無料なので、デュアルSIMの副回線として非常に優秀。
「今のデータ通信量じゃ足りるか不安」
「安いけど通信品質が安定しない」
こんな悩みがある方には最適なキャリアです。
また、ギガ活を利用することで、無料でギガを受けとることも可能!
ギガ活については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
僕のおすすめはデータ専用プランが安いIIJmioとのデュアルSIM!
IIJmioと併用することで、月額料金を抑えながら自分に合った通信量のプランを選択できます。
ギガが足りない時や通信が不安定な時は、トッピングやで得たギガを利用すればいつでも高品質な通信をすることも可能になります。
利用するギガが20GB以下の方におすすめのデュアルSIM!
povo2.0と相性がいい組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
\IIJmioなら2GB440円!/
デュアルSIMの設定方法
Google Pixel7でデュアルSIMを設定する方法を解説します。
以下の手順で進めてください。
- 1つ目のSIM/eSIMを開通する
- 2つ目のSIM/eSIMも開通する
- 設定画面から「ネットワークとインターネット」を開く
- 「SIM」をタップし、「モバイルデータ通信」を選択
- モバイルデータ通信に使うSIMを選ぶ
- 「通話の設定」をタップ
- 通話時に利用するSIMを選択
モバイルデータ通信や通話発信時のSIMを選択しますが、電話の受信は常時どちらの電話番号も可能です。
デュアルSIMの切り替え方法
デュアルSIMの切り替えは、設定アプリで操作します。
データ通信のSIMを切り替える手順は以下のとおりです。
通話のSIMを切り替える手順は以下のとおりです。
面倒な手順は必要ありません。初めての方であっても簡単にデュアルSIMの切り替えができます。
Google pixel 7を安く買う方法
Google Pixel7の購入は、一部の量販店か中古品でなければ購入できません。
Google Pixel7は、以前はGoogleストアとauオンラインショップで販売されていましたが、現在は販売していません。
ソフトバンクのオンラインショップには製品情報が掲載されていますが、現在は在庫がない状態となっており、実質販売していません。
Google Pixel 7(128GB SIMフリー)の中古品価格帯は以下↓
- 新品未使用 49,800~57,800円
- 中古Aランク 44,800~49,800円
- 中古Bランク 40,800~43,800円
- 中古Cランク 35,800~39,800円
中古品の価格はPixel7aの販売価格よりも安くなります。
きれいな状態のスマホを使用したい場合は、新品未使用か使用感が少ない中古Aランクがおすすめ。
少しでも安くしたい場合は、使用感がある中古Bランクがおすすめ。
中古Cランクでとにかく価格をおさえたい場合は、目立つ傷やひび割れ、パーツの欠品などをよく確認して選びましょう。
まとめGoogle pixel 7はデュアルeSIMにも対応!
Google Pixel7は、2つのeSIMとnanoSIMカードを使用してデュアルSIM運用できるスマホです。
3つのプロファイルを設定できるため、デュアルSIM運用の自由度が高いモデルです。
キャリア版とストア版でスペックの違いはありません。
大容量バッテリーときれいな有機ELディスプレイがあり、日常使いには十分なスペックを搭載しています。
Google Pixel7は、デュアルSIM運用を始めたい方におすすめです。