楽天モバイルとIIJmioの併用ってどんな使い方をするの?
楽天モバイルとIIJmioの申し込み方法やデュアルSIM設定のやり方が知りたい!
こんなことを思っている方は、この記事を最後まで見ていただければ疑問はすべて解決できます。
楽天モバイルとIIJmioの併用は月5GB程度使うユーザーにとって最適解の1つです。
月額1,518円でデータ通信5GB+通話かけ放題が実現でき、さらにはお互いの通信品質をお補い合うことまでできます。
楽天モバイルを使っているので、普段楽天サービスを使っているユーザーにとって大きなメリットであるSPU+3倍アップも可能!
この記事では、楽天モバイルとIIJmioの特徴や注意点、申し込み方からデュアルSIM設定まで詳しく解説していので、是非最後まで読んでいってください。
それでは解説してきます。
楽天モバイル+IIJmio併用とは?
楽天モバイルとIIJmioを併用し、デュアルSIM運用することで月額1,518円で通話料無料+合計5GBのデータ通信が可能になります。
具体的には、楽天モバイルを通話の主回線とし通話回線用+データ通信の補助回線として利用、IIJmioはデータeSIM2ギガプランを契約し、データ通信の主回線とします。
楽天モバイルをデータ通信の主回線にするとうっかり使いすぎて料金が上がる可能性があるので、IIJmioをデータ通信の主回線にすることをおすすめします。
楽天モバイルのみの場合、データ通信量が3GBを超えると料金が一気に2,178円に跳ね上がります。
月5GB程度使う方は非常にもったいないですよね。
IIJmioと併用すれば1,518円で済みます!
それでは楽天モバイル+IIJmio併用の具体的なメリットを紹介してきます。
楽天モバイル+IIJmio併用のメリット
楽天モバイル+IIJmio併用のメリットは以下↓
- 楽天モバイルは通話料無料
- 楽天市場での買い物がお得に
- 楽天モバイル回線の不安定さを補える
- データeSIMなら2ギガ440円と業界最安水準
- IIJmioはドコモ回線なので通信障害のリスク分散になる
上記が楽天モバイルとIIJmioを併用するメリット。
それでは詳しく解説してきます。
楽天モバイルは通話料無料
楽天モバイルは、「楽天リンク」という通話用アプリを使えばどれだけ通話しても0円!
楽天最大のメリットといってもいいでしょう。
ただし、通信品質が悪いという意見を目にしますが、実際に1年以上楽天モバイルを使いましたが、そこまで悪いとは感じませんでした。
たしかに建物内や電波が悪い場所では繋がりにくいこともありましたが、それ以外は不満を感じることはありませんでした。
仕事で電話を使うといったような場合を除けば、無料で通話無制限ということを思うと満足いく通話品質だと思います。
楽天市場での買い物がお得に
楽天モバイルを契約していれば、楽天市場で買い物するときのポイント倍率(SPU)が+3倍になり、お得に買い物できます。
楽天モバイルを契約していれば、楽天市場で買い物する際に楽天カードで決済するだけでSPU+5倍になります。
さらに、0と5の付く日に楽天市場で買い物すれば、ポイント倍率7倍を簡単に達成可能。
ポイント倍率7倍であれば、楽天市場で仮に1万円の買い物をした場合、700ポイントも獲得できます。
楽天市場をよく使う人はそれだけで楽天モバイルとの契約はマスト!
楽天モバイル回線の不安定さを補える
楽天モバイルとIIJmio併用することで、楽天モバイルの回線が不安定でもIIJmioに切り替えることで、ストレスない通信が可能になります。
楽天モバイルは現在、人口の98%まで通信エリアを拡大し、ほぼどこでも通信可能となりました。


しかし、実際使っていて建物の中では繋がりにくいこともありました。やはり、プラチナバンドでのサービスの提供がまだできていないことが大きいのでしょう。
そんな時、デュアルSIM運用をしていればIIJmio回線で通信できるので、通信回線の不安はなくなります。
「楽天モバイルが最悪繋がらなくても大丈夫」という心の安心は本当にに大きいです。
データeSIMなら2ギガ440円と業界最安水準
IIJmioではデータ通信専用のeSIM(データeSIM)であれば2ギガ440円と格安SIMの中でも最安水準!
音声通話は別のキャリアでもいいデュアルSIMだからこそ選択出来るプラン!
選択できるのは2ギガだけでなく以下の様に自分の欲しいギガ数で契約できます。


おすすめは最安の2GB440円のプラン。
楽天モバイルは3GBまでの利用で1,078円なので、合わせて5GBのデータ通信が可能になって1,518円は「20GBもいらないけど3GBじゃ足りるか不安」こんな方に最適です。
もちろん5GBで足りない方は、IIJmioを4GBのプランにすれば、7GBで1,738円。通話料も無料なのでこちらも業界最安水準です。
IIJmioはドコモ回線なので通信障害のリスク分散になる
デュアルSIMにすることで、通信障害のリスク分散になります。
2022年9月には、楽天モバイルで通信障害が起こりました。こんな時デュアルSIMであれば、回線を切り替えるだけで通信可能。
IIJmioは大手キャリアであるドコモの通信回線を借りているので、十分通信障害のリスク分散になります。
もちろんドコモ回線で通信障害が起こる可能性もありますが、デュアルSIMならそんなときも問題ありません。
昨今は、スマホが手放せない時代となりました。どこに行くにもスマホが必要。そんな中、通信障害でスマホが使えないとなると、本当に不便です。
友人との待ち合わせ。いきたい場所へのナビ。会社への連絡。
などスマホが必要な状況は上げればきりがありません。スマホ社会の現代で通信障害のリスク分散は積極的にするべきでしょう。
楽天モバイル+IIJmio併用の申し込み方法
楽天モバイル+IIJmio併用の申し込み方法は以下↓
- MNP予約番号を取得する(電話番号を引き継ぎたい場合)
- 楽天公式サイトから申し込み
- SIMカードが届いたら開通設定(APN設定)
- IIJmioの公式サイトから申し込み
- 開通手続き後デュアルSIM設定
- 完了
上記の手順でデュアルSIMの申し込みから設定まで完了します。
難しく感じるかもしれませんが、意外と簡単なので、安心してください。
それでは解説していきます。
MNP予約番号を取得する(電話番号を引き継ぎたい場合)
電話番号を引き継がず新しい電話番号を新規取得される場合は、この章は飛ばして楽天モバイルの申し込みから読んでください。
電話番号を引き継ぎたい場合は、現在のキャリアでMNP予約番号を取得してから楽天モバイルを申し込みましょう。
ただしMNP予約番号には期限があるので注意してください。
有効期間を過ぎた場合でも、もう一度MNP予約番号を取得すればいいので安心して下さい。
それでは楽天モバイルの申し込みを解説していきます。
楽天公式サイトから申し込み
それでは楽天モバイルの申し込みに移ります。
【楽天モバイル】
上記リンクから申し込んでいきます。
楽天モバイルはプランが1つしかないのでシンプルです。
申し込み手順は以下↓
- 公式ページから申し込み
- プラン選択(RakutenUN-LIMITⅦ)
- 通話かけ放題加入しないにチェック←アプリを使えば無料で通話できます)
- その他オプションにチェックが入っていないのを確認
- SIMタイプ→SIMカード
- 製品選択or申し込みして楽天会員はログイン
- 本人確認+本人確認書類アップロード
- 電話番号は他社から乗り換えがおすすめ
- 受け取る方法と支払い方法確認
- 申し込み完了
上記手順で申し込みが完了です。
それでは画像で解説していきます。
【楽天モバイル】
上記リンクから以下画像の様に申し込みしていきます。








申し込みの際初めは通話かけ放題に加入するにチェックが入っているので注意しましょう。
楽天リンクで通話すれば無料で利用できるので「加入しない」にチェックを入れることをおすすめします。
ここから先のオプションにチェックが入っていないのも確認しておきましょう。






製品も同時購入するという方は製品選択に進んでください。
それ以外の方は「この内容で申し込む」をクリック!


本人情報確認後、本人確認書類の提出方法を選択します。
おすすめは画像で本人確認書類を提出するeKYCでの申し込み。
3枚撮影するだけで終わるので簡単です!


楽天モバイルの電話番号はメインで使用するので一番使用する電話番号を登録しましょう。
ですので電話番号を引き継ぐ場合はNMPを選択しましょう。


支払い方法はポイントが貯まって使える楽天カードがおすすめです。
これで申し込みは完了です。ここからSIMカードの到着を待ちましょう。
【楽天モバイル】
SIMカードが届いたら開通設定(APN設定)
SIMカードがとどいたら開通手続きをしていきますが、開通の受付時間があるので注意してください。
受付時間 | MNP完了時間 |
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降 |
当日中に開通を完了したい方は、21時までに手続きを完了させましょう。
それでは開通手続きは以下↓
- my楽天モバイルにログイン
- 申し込み番号をタップ(準備中でもOK)
- 「転入を開始する」をタップ
- 注意事項を確認し、「MNP転入を開始する」をタップ
- 申し込み履歴画面を開き、「開通手続き中です」となっていることを確認
- 電源を切り、SIMカードを挿入
- 電源を入れて、開通しているか確認して完了
上記の手順で開通宇手続きは完了です。
もしわからなければ、楽天モバイル公式サイトMNP開通手続き方法を参考にしてください。
IIJmioの公式サイトから申し込み
楽天モバイルの開通が完了したらIIJmioの公式サイトから申し込んでいきます。
IIJmio上記リンクからIIJmioを申し込みをタップし、申し込んでいきます。
IIJmioの申し込み項目を先に出しておくと、以下になります。
- IIJmiioに申し込む
- スマホの有無→そのまま端末を使用する場合は有
- 現在の電話番号はそのまま?→新規契約
- 利用するSIM→eSIM
- 端末も一緒にお求めですか?→SIMだけ購入
- つながる端末保証は必要か?→不要
- SIMカードの種類→データ通信
- 料金プラン→2Gがおすすめ!
- 町で使えるWi-Fi→不要
- 利用者→本人
- 人気オプション→不要
- 申し込み内容確認
- もう一枚契約→不要
- mioIDの有無→なければ作成
- 契約者情報の入力
- クレジットカードの登録
- 申し込み内容の確認
項目は多いですがかかる時間は3分程度なのでサクッとやっていきましょう。
IIJmio













これでIIJmioの申し込みは完了です。
それではデュアルSIM設定に進みます。
楽天モバイル+IIJmioのデュアルSIM設定(iPhone)
IIJmioからアクティベーションコード(QRコード)の案内のメールが届いたら開通手続きをしていきます。
開通からデュアルSIM設定のやり方は以下↓
- QRコードを読み取り
- モバイル通信プランを追加
- モバイル通信プランの名称
- デフォルト回線
- iMessageとFaceTimeの通信プラン
- モバイルデータ通信回線
アクティベーションコードとQRコードは使用するのでメールは保存しておきましょう。
QRコードを読み取り
QRコードを別端末で表示させ、契約する端末で読み取ります。


モバイル通信プランを追加
「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」を選択!


QRコードの読み取りが終わると「モバイル通信プランを追加」と表示されるので追加をタップ。
モバイル通信プランの名称
最初にモバイル通信プランの名称を聞かれます。
新しいSIMカードが入ったのでわかりやすいように名前を付けてください。というような感じです。




デフォルト回線
続いて電話やメッセージを送るときのデフォルト回線の線他をします。
ここは楽天モバイルを選択しましょう。
(IIJmioはあくまでデータ通信専用として使います)


iMessageとFaceTimeの通信プラン
そしてiMessageとFaceTimeの通信回線の設定になりますが、ここも楽天モバイルを選択しましょう。


モバイルデータ通信回線
最後にモバイルデータ通信回線の選択になります。
モバイルデータ通信とは、インターネットにつなげる際に使用する回線です。
ですので、ここはIIJmioを選びましょう。


オンにしているとIIJmioに勝手に回線が切り替わり、IIJmioのデータ通信を消費してしまう可能性があります。
これでデュアルSIM設定は完了です。
楽天モバイル+IIJmioのデュアルSIM設定(android)
AndroidのデュアルSIM設定方法は以下の手順で行います。
- IIJmioのメールからQRコードを別端末で表示
- IIJmioを契約する端末で「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
- SIMの「+」をタップ
- 「SIMをダウンロードしますか?」をタップ
- 次へをタップし、別端末で表示させたQRコードを読み込み
- 「ダウンロード」をタップ
- ダウンロードが完了すれば「設定」をタップ
- IIJmioのeSIMを選択
- SIMの使用を有効をオン→オンにしますか?→「はい」
- データに使用するSIMにIIJmioを選択
- 最下部の「アクセスポイント」をタップ
- IIJmioを選択
- 電源を切り、再起動で開通したか確認
上記の手順でAndroidのデュアルSIM設定が完了します。
わからない場合は、IIJmio公式サイトに【IIJmio】データeSIM & 【他社】SIMカードの設定方法が解説してあったのでそちらをご覧ください。
楽天モバイル+IIJmioの注意点
楽天モバイル+IIJmioの注意点は以下↓
- 3GBを超えると料金が上がる
- デュアルSIM対応端末が必要
- IIJmioは時間帯によって遅いときもある
それでは詳しく解説していきます。
3GBを超えると料金が上がる
楽天モバイルの料金形態は従量課金制。ですので使った分だけ料金がかかります。
具体的には以下の料金表のようになります。


- 0~3GBまでは1,078円
- 3GB~20GBまでは2,178円
- 20GB~は3,278円
となっています。
3GBまでは1,078円で利用できますが、3GBを少しでも超えると、料金は2,178円に跳ね上がります。
しかも「3GB超える前に警告してくれる」なんてことはありません。
気にせず使っていると、気づけば3GBを超えて大幅に料金が上がっていた。なんてことになりかねません。
しかし、androidの方はデータ利用警告機能という機能を使えば、3Gを超える前に教えてくれます。
設定→ネットワークとインターネット→アプリのデータ使用量→歯車マーク→データ警告
※楽天モバイルと端末ではデータ使用量に誤差がある可能性があるので余裕をもって3Gであれば2.9G程度に設定しましょう。
iPhoneの方はこういった設定はできないので、my楽天モバイルのアプリで通信量をこまめに確認しましょう。
デュアルSIM対応端末が必要
デュアルSIMはeSIMに対応した端末でないと利用することができませんので注意しましょう。
デュアルSIMに対応しているiPhoneの機種は以下↓
デュアルSIM対応iPhone機種
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- Phone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS Max
- iPhone XR
また以下の機種では2枚ともeSIMで利用することが可能な機種なので紹介しておきます。
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
上記であれば物理SIMを利用しなくてもいいので契約もラク。
ただしeSIMに対応していない携帯会社もあるのでそこは注意しましょう。
IIJmioは時間帯によって遅いときもある
IIJmioはMVNOです。つまり、大手キャリア(ドコモ)の通信回線を借りている格安SIMになります。
使っている通信回線はドコモと同じなのですが、数が違います。道路で例えると、ドコモが5車線ならIIJmioは2車線。といったように渋滞が起こりやすいのです。
ですので、使っている人が多い時間帯、平日昼間12時~13時や夕方17時頃は繋がりにくいこともあります。
特に平日昼間の12時~13時は遅くなりがち。
SNSやウェブサイト閲覧などは問題ありませんが、動画や重たいゲーム等は遅く感じる可能性があります。
IIJmioの通信が遅いと感じたら、逆に楽天モバイルに切り替えれば通信できます。これがデュアルSIMの良いところ。
楽天モバイル+IIJmio併用まとめ
楽天モバイルとIIJmio併用は月5GB程度消費する方にとっては最適な運用方法になります。
楽天モバイルだけなら2,178円の料金がかかり割高。IIJmioだけでは、1,500円+通話料金がかかります。
このようにデュアルSIMであれば、お互いに足りない部分を補い、いいとこどりができ、コストパフォーマンスもいいスマホにできます。
当ブログではほかにもpovoを使ったデュアルSIMの最強組み合わせを紹介しており、こちらもおすすめですので、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。


【デュアルSIM】povoが副回線として優秀!最強組み合わせはこれ!