AQUOS wish2は、2022年6月23日にY!mobile版、6月24日にドコモ版、9月9日にau版とUQ mobile版が発売されました。
発売当時は、低価格ながらミドルクラスCPUを搭載したスマホとして販売されています。
2022年のエントリークラススマホですが、「デュアルSIM運用するスペックがあるのか?」「なぜそんなに安いのか?」「後継機種のAQUOS wish3と比べてどうなのか?」など、気になっている方も多いのではないでしょうか。
AQUOS wish2について、以下のポイントを紹介します。
本記事では、「スペックをキャリア別に比較」「AQUOS wish2はなぜ安い?」「後継機種のAQUOS wish3とスペックを比較」「AQUOS wish2はいつまで使えるか?」を解説するので、最後までチェックしてください。
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- デュアルSIM歴3年
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AQUOS wish2のスペックをキャリア別に比較
AQUOS wish2のスペックは、各キャリアでほとんど変わりません。
以下の一覧表で確認しておきましょう。
項目 | ドコモ版 (SH-51C) | au版 (SHG08) | Y!mobile版 (A204SH) | UQ mobile版 |
カラー | ホワイト チャコール ブルー コーラル | オリーブグリーン アイボリー チャコール | ||
サイズ | 約71mm✕約147mm✕約8.9mm | |||
ディスプレイ | 約5.7インチ HD+(1520✕720) | |||
重量 | 約162g | |||
バッテリー容量 | 3,730mAh | |||
CPU | Snapdragon® 695 | |||
メモリ | 4GB | |||
ストレージ | 64GB | |||
メインカメラ | 有効画素数 約1,300万画素 | |||
サブカメラ | 有効画素数約800万画素 | |||
外部接続 | USB Type-C/イヤホンマイク端子(3.5φ) | |||
SIM対応 | nanoSIM | nanoSIM/eSIM DSDV対応 |
AQUOS wish2の主な特徴は以下です↓
その他の違いは、カラーラインナップが違います。
ドコモ版には他のキャリアにはないカラーがラインナップされています。
スマホ本体のカラーにこだわる場合、注意が必要です。
ここからは、AQUOS wish2の主な特徴について解説していきます。
AQUOS wish2のSIMフリー版はない
AQUOS wish2は以下のキャリアで取り扱われています。
- ドコモ版
- au版
- Y!mobile版
- UQ mobile版
AQUOS wish2には、SIMフリー版はありません。
キャリア版のスマホでデュアルSIM運用する場合、SIMロックを解除する必要があります。
しかし、AQUOS wish2はすでにSIMロックを解除された状態で販売されているので、SIMロック解除の手続きは不要です。
そのため、どのキャリア版を使用してもSIMフリー版のように使用できます。
ドコモ版以外はデュアルSIMに対応
スペック表の通り、ドコモ版以外はnanoSIMとeSIMの運用が可能なデュアルSIM対応スマホです。
ドコモ版はnanoSIMだけしか使用できないため、デュアルSIM運用できません。
AQUOS wish2でデュアルSIM運用する場合は、ドコモ版以外を検討しましょう。
デュアルSIM運用するならドコモ版以外の端末
AQUOS wish2は、発売当時はドコモ・au・Y!mobile・UQ mobileで販売されていました。
現在は各キャリアのオンラインショップでは販売されていませんが、販売店や量販店では販売されています。
AQUOS wish2でデュアルSIM運用する場合は、ドコモ版以外の端末を検討しましょう。
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次に、AQUOS wish2の価格についてまとめましたので、以下で確認してください。↓
AQUOS wish2はなぜ安い?
AQUOS wish2の端末価格はドコモ版で22,000円で販売されていました。
中古品の価格を調べると、8,900~14,800円の価格です。
- 未使用品 14,800円
- 中古Aランク 12,800円
- 中古Bランク 10,800円
- 中古Cランク 8,900円
このようにAQUOS wish2は非常に安価な価格で購入可能です。
AQUOS wish2が安い理由は以下↓
それでは解説していきます。
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SIMフリー版がない
AQUOS wish2はSIMフリー版がありません。
キャリア版の端末価格は、新規契約の割り引きなどで割安になります。
AQUOS wish2はキャリア版しか販売されていなかったため、安く購入できます。
本体の材質が安っぽい
AQUOS wish2の本体には、再生プラスチック素材が使用されています。
コストダウンや環境配慮への取り組みの一環として、金属ではなく再生プラスチック素材が採用された経緯があり、本体の35%にウォーターボトルの再生材が使用されています。
他の金属製のスマホに比べて、プラスチックの本体は安っぽい印象です。
ディスプレイ解像度がフルHDではなくHD+
最近のディスプレイ解像度はフルHD(1920×1080)が主流ですが、AQUOS wish2はHD+(1520✕720)を採用しています。
解像度が高いフルHDのほうが高画質で繊細な表現ができますが、その分コストもかかってしまいます。
AQUOS wish2はコストダウンのためにディスプレイ解像度が低いHD+を採用している点は注意が必要です。
AQUOS wish2が安い理由を確認しました。
次に、後継機種と比較してどのくらいスペックの差があるのか、知りたくなると思います。
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後継機種のAQUOS wish3とスペックを比較します↓
後継機種のAQUOS wish3とスペックを比較
デュアルSIM運用できるau版AQUOS wish2とSIMフリー版AQUOS wish3のスペックを比較します。
項目 | au版 AQUOS wish2 (SHG08) | SIMフリー版 AQUOS wish3 (SH-M25) |
カラー | オリーブグリーン アイボリー チャコール | グリーン ホワイト ブラック |
サイズ | 約71mm✕約147mm ✕約8.9mm | 約70mm✕約147mm ✕約8.9mm |
ディスプレイ | 約5.7インチ HD+(1520✕720) | 約5.7インチ HD+(1520✕720) |
重量 | 約162g | 約161g |
バッテリー容量 | 3,730mAh | 3,730mAh |
OS | Android12 | Android13 |
CPU | Snapdragon695 | Dimensity700 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
メインカメラ | 有効画素数 約1,300万画素 | 有効画素数 約1,300万画素 |
サブカメラ | 有効画素数約800万画素 | 有効画素数約500万画素 |
生体認証 | 指紋認証 | 顔認証(マスク対応) |
外部接続 | USB Type-C/イヤホンマイク端子(3.5φ) | USB Type-C/イヤホンマイク端子(3.5φ) |
SIM対応 | nanoSIM/eSIM DSDV対応 | nanoSIM/eSIM DSDV対応 |
1番の違いは、生体認証が「顔認証(マスク対応)」に進化したところ。
サイズやメモリ等の変更はありません。
AQUOS wish2は後継機種と比べてスペック差がなく、今でもおすすめのスマホです。
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AQUOS wish2はいつまで使えるのか、解説します。↓
AQUOS wish2はいつまで使えるか?
AQUOS wish2は結論、心配なく使えます。
上記が心配なく利用できる根拠ですので解説していきます。
2024年6月まではOSアップデートに対応
AQUOS wish2のOSバージョンは、発売当時はAndroid12。
2023年4月にAndroid13に、2024年3月にAndroid14にアップデートされています。
2024年6月まではOSアップデートに対応されているため、Android14が最後のバージョンです。
当面は心配しないで利用できます。
セキュリティパッチは2027年3月まで
セキュリティパッチレベルは2027年3月までサポートされています。
当面はそのまま利用できます。
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おすすめデュアルSIMの組み合わせ
おすすめのデュアルSIMの組み合わせは以下の4つのキャリアのどれかをメイン回線とする組み合わせです↓
商品 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
mineoとのデュアルSIM | ギガ使い放題が月額990円 通信制限も回避 通信速度は1.5Mbps mineoはこちら | ギガをたくさん安く使いたい |
楽天とのデュアルSIM | 通話料無料 3GB以下なら1,078円 通信品質もデュアルSIMでカバー 楽天モバイル はこちら! | 長電話が多い 月データ通信量が決まってない |
LINEMOとのデュアルSIM | 半年間実質無料! 1年間5分以内の通話無料 高品質な通信 LINEMOはこちら | 高品質な通信がいい 長電話はしない |
povoとのデュアルSIM | 基本料0円 ギガ活がお得 180日以内にトッピングが必要 | 補助回線が欲しい 1回線だけでは不安 |
上記の中からあなたに合ったキャリアを選んで最強の組み合わせを作ってください。
デュアルSIMの最強組み合わせについては以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
それでは詳しく解説していきます。
ギガ使い放題ならmineoとの組み合わせ
mineoと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- mineo+LINEMO:月額1,980円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避
- mineo+IIJmio:月額1,430円/ギガ使い放題+2GB~で通信制限回避
- mineo+楽天モバイル:月額2,068円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避+通話無料
- mineo+povo2.0:月額990円/ギガ使い放題+ギガ活なら0円で通信制限回避
mineoにすれば、最安でギガ使い放題が実現できます。
最大1.5Mbpsと中速の通信ですが、YouTube動画やVODサービスも問題なく再生できました。
デュアルSIM運用にすることで、マイそくプランの欠点である平日12時~13時の通信制限が回避でき、快適にギガ使い放題を最安で利用でき、筆者的にかなりおすすめです。
マイそくの通信速度は以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。
僕のおすすめはLINEMOとのデュアルSIM!
mineoと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
マイそくなら月額990円でギガ使い放題
通話し放題なら楽天モバイルとの組み合わせ
楽天モバイルと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- 楽天モバイル+LINEMO:月額2,068円~/月6GB~+通話無料
- 楽天モバイル+mineo:月額2,068円~/ギガ無制限+通話料無料
- 楽天モバイル+IIJmio:月額1,518円~/月5GB~+通話料無料
- 楽天モバイル+ahamo:月額4,058円~/月21GB+5分通話無料
- 楽天モバイル+povo:月額1,078円~/月3GB~+通話料無料の最安運用
楽天モバイルの特徴は、なんといっても通話料無料!
また、楽天市場で買い物する際もSPUが+3倍になり、お得に買い物できます。
僕のおすすめはLINEMOとのデュアルSIM!
LINEMOと併用することで、月6GBのちょうどいいデータ通信量を利用でき、高品質な通信で楽天モバイルの通信品質を補ってくれます。
しかもLINEMOでは現在6か月間実質無料のキャンペーン中!キャンペーン内容が激熱なので今のうちに試しておきましょう。
楽天モバイルと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
\通話無料で利用するなら楽天モバイル/
安くて速い!高品質な通信ならLINEMOとの組み合わせ
LINEMOと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- LINEMO+mineo:月額1,980円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避
- LINEMO+楽天モバイル:月額2,068円~/月6GB~+通話無料
- LINEMO+IIJmio:月額1,430円~/月5GB~
- LINEMO+povo2.0:月額990円~/月3GB~トッピングやギガ活を利用!
LINEMOはソフトバンクの高品質な回線とお得なキャンペーンが魅力!
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LINEMOミニプランの評判や口コミについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
僕のおすすめはギガ使い放題が月額990円のLINEMO!
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LINEMOと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
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とりあえず2回線持ちたい!最安運用povo2.0との組み合わせ
povo2.0と相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- povo+mineo:月額990円~/1.5Mbpsでギガ使い放題
- povo+LINEMO:月額990円~/3GB+5分以内の通話無料
- povo+楽天モバイル:月額1,078円~/3GB~+通話無料
- povo+IIJmio:月額440円~/2GB~
- povo+ahamo:月額2,980円~/20GB+5分以内の通話無料
povo2.0は基本料無料なので、デュアルSIMの副回線として非常に優秀。
「今のデータ通信量じゃ足りるか不安」
「安いけど通信品質が安定しない」
こんな悩みがある方には最適なキャリアです。
また、ギガ活を利用することで、無料でギガを受けとることも可能!
ギガ活については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
僕のおすすめはデータ専用プランが安いIIJmioとのデュアルSIM!
IIJmioと併用することで、月額料金を抑えながら自分に合った通信量のプランを選択できます。
ギガが足りない時や通信が不安定な時は、トッピングやギガ活で得たギガを利用すればいつでも高品質な通信をすることも可能になります。
利用するギガが20GB以下の方におすすめのデュアルSIM!
povo2.0と相性がいい組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
\IIJmioなら2GB440円!/
デュアルSIMの設定方法
AQUOS wish2でデュアルSIMを設定する方法を解説します。
以下の手順で進めてください。
- 1つ目のSIM/eSIMを開通する
- 2つ目のSIM/eSIMも開通する
- 設定画面から「ネットワークとインターネット」を開く
- 「SIM」をタップし、「モバイルデータ通信」を選択
- モバイルデータ通信に使うSIMを選ぶ
- 「通話の設定」をタップ
- 通話時に利用するSIMを選択
モバイルデータ通信や通話発信時のSIMを選択しますが、電話の受信は常時どちらの電話番号も可能です。
デュアルSIMの切り替え方法
データ通信のSIMを切り替える手順は以下のとおりです。
電話を発信する際のSIM変更は、次の手順で行いましょう。
面倒な手順は必要ありません。初めての方であっても簡単にデュアルSIMの切り替えができます。
AQUOS wish2はドコモ版以外はデュアルSIMに対応!
AQUOS wish2はSドコモ版以外はデュアルSIMに対応したスマホです。
SIMフリー版はありませんが、すべてのキャリアでSIMロックが解除されています。
最新のエントリークラススマホと比べてもスペック差がなく、OSアップデートやセキュリティパッチレベルも当面は心配なく使用できます。
AQUOS wish2はデュアルSIM運用を始めたい方におすすめです。
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