デュアルSIM運用をすると2つの電波を探すのでバッテリー消費は早くなるんじゃないの?
こう思っていませんか?
かくいう僕もデュアルSIM運用はバッテリー消費が多少早いと思っていました。
そこで、今回以下2つの検証をしました。
結果、どちらもバッテリーの消費量は変わりませんでした。
デュアルSIM運用だからといってバッテリー消費が早くなる可能性は低いです。
現在デュアルSIM運用をしていてバッテリー消費が早いと感じる方は別の可能性があることが本記事を見ていただければわかります。
それでは解説していきます。
デュアルSIMの最強組み合わせを知りたい方は以下の記事を参考ください。
デュアルSIMのバッテリー消費は早いのか検証!【iPhone12】
デュアルSIMのバッテリーの消費は本当に早いのかiPhone12を2台使って検証しました。
検証の条件は以下↓
- 端末は2台
- デュアルSIM(ahamo+mineo)
- シングルSIM(ワイモバイル)
- 画面常時点灯の状態で2時間放置
- 充電は100%の状態でスタート
結果は、なんと同じバッテリーの消費量でした!
2時間後、デュアルSIMの端末が100%→92%、シングルSIMの端末が100%→92%と全くバッテリーの消費量は変わりませんでした。
以下が検証の画像です。
このようにデュアルSIM端末の場合、19:44~21:44の2時間でバッテリーは100%→92%に。
続いてシングルSIM↓
このようにシングルSIMも同様に、23:31~1:31の2時間でバッテリーは100%→92%に。
結果、デュアルSIMもシングルSIMどちらでもバッテリーの消費量の違いはありませんでした。
デュアルSIMの通信を片方オフにしたら消費量は変わる?
シングルSIMとデュアルSIM端末では、バッテリーの消費量は変わりませんでしたが、デュアルSIMの片方のSIMをモバイル通信オフにした場合、バッテリーの消費量は変わるのか検証しました。
検証条件は以下↓
- 端末は1台
- デュアルSIM(ahamo+mineo)
- デュアルSIM(ahamoのみオン)
- 画面常時点灯の状態で2時間放置
- 充電は100%の状態でスタート
検証の結果は、両方のSIMがモバイルデータ通信オンの端末は2時間で100%→92%。
モバイル通信を片方オフにした端末は2時間で100%→93%とこちらもバッテリーの消費量はほぼ同じでした。
以下が検証画像になります。
このように両方のSIMがオンの場合、19:44~21:44の2時間でバッテリーは100%→92%に。
続いて片方のSIMのモバイル通信をオフにした場合は以下↓
このように片方のSIMのモバイル通信をオフにした場合、22:54~0:54の2時間でバッテリーは100%→93%に。
結果、デュアルSIMの両方のSIMをモバイル通信オンにしても片方のSIMだけをオフにしてもバッテリーの消費量はほぼ変わりませんでした。
このことからeSIMであってもバッテリーの消費量はかわらないということも同時に分かりました。
また、デュアルSIMのモバイルデータ通信は以下の方法で片方をオフにすることが可能↓
以下の記事でデュアルSIMのモバイルデータ通信の切り替え方法や着信発信はどうなるのか?詳しく解説しているので参考ください。
androidのセルスタンバイがバッテリ―消費の原因と言われていたことも
androidのセルスタンバイ問題がバッテリーを大きく消費する原因だと言われていました。
特に、電話回線がないデータ専用SIMを使用したandroid端末で散見されました。
散見されていたのはデータ専用SIM。また2015年前後は3G回線が主流だったから。
つまり、SIMをSMS機能付きSIMもしくは音声通話SIMにすれば起こらないですし、セルフスタンバイは3G、4Gが切り替わる3G側で発生するので4Gしか使わないVoLTE端末では発生しません。
また、iPhoneではこのセルスタンバイ問題は発生しないので安心してください。
バッテリー消費をできるだけ抑える使い方
バッテリー消費をできるだけ抑える使い方は以下↓
バッテリーの消費をできるだけ抑えたい方は上記を試してみてください。
それでは詳しく解説していきます。
電波が良いところで通信する
スマホは携帯キャリアとの接続を維持するために、常に電波を受信しています。
電波の強さに応じて電波を受信する出力を調整しているため、電波が良いところでは少しの出力で済みます。
つまり、電波が弱かったり圏外であることが多いと出力を強して接続を継続しようとするため、その分多くの電力を消費します。
特に圏外の状態だと電波を探す動作を繰り返し行うため、より多くの電力を消費します。
つまり、電波がいいところで通信すればバッテリーを無駄に消費することもありませんので、できるだけ電波が良いところで通信するように心がけましょう!
画面明るさを下げる
画面を明るくするほどバッテリーを消費します。
画面表示の明るさは以下の手順で調節できます。
また、自動スリーブ(一定時間スマホを操作していないと自動的にスマホがスリープモードになる設定)の時間を調整することでもバッテリー消費を減らす効果があります。
自動スリーブの調整方法は以下↓(デフォルトはiPhoneの場合1分)
低電力モードにする
低電力モードをオンにすることでバッテリー消費量を減らす効果があります。
低電力モードにすることで以下の影響があります。
- 自動ロックの時間が30秒になる
- 処理速度が低下する
- ディスプレイが暗くなる
- iCloudフォトライブラリが一時停止する
- 一部のビジュアルフェクトが停止する
- 自動でメールを取得する頻度が下がる
- アプリのバックグラウンド更新されない
上記の影響が端末に起こることでバッテリーの消費量を減らしてくれます。
低電力モードにする方法は以下↓
充電が80%になると自動的に低電力モードはオフになります。
起動していないアプリのバックグラウンド更新をオフにする
バックグラウンドで動作しているアプリを停止することでデータ消費量を削減できます。
バックグラウンドで動作しているアプリとは、以下画像のようにiPhoneの場合ホーム画面を上にスワイプすると、バックグラウンドで動作しているアプリが分かります。
このバックグラウンドで動作しているアプリを停止することでデータ通信量の削減ができます。
ただし注意点として、よく利用するアプリは停止すると逆効果になる可能性があります。
再起動の際に余計にデータ通信量がかかるので、よく利用するアプリは残しておきましょう!
使わない時はWi-Fi、Bluetooth、位置情報をオフにする
Wi-FiやBluetooth、位置情報なども常にONの状態だとバッテリーを消費してしまいます。
バッテリーの消費を抑えたいなら使わない際はオフにしましょう!
デュアルSIMの最強の組み合わせは?
デュアルSIM最強の組み合わせは以下のキャリアをデュアルSIM運用に組み込み自分に合うキャリアを選ぶことで見つけられます↓
商品 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
mineoとのデュアルSIM | ギガ使い放題が月額990円 通信制限も回避 通信速度は1.5Mbps mineoはこちら | ギガをたくさん安く使いたい |
楽天とのデュアルSIM | 通話料無料 3GB以下なら1,078円 通信品質もデュアルSIMでカバー 楽天モバイル はこちら! | 長電話が多い 月データ通信量が決まってない |
LINEMOとのデュアルSIM | 半年間実質無料! 1年間5分以内の通話無料 高品質な通信 LINEMOはこちら | 高品質な通信がいい 長電話はしない |
povoとのデュアルSIM | 基本料0円 高品質な通信 180日以内にトッピングが必要 | 補助回線が欲しい 1回線だけでは不安 |
それでは詳しく解説していきます。
ギガ使い放題ならmineoとの組み合わせ
mineoと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- mineo+LINEMO:月額1,980円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避
- mineo+IIJmio:月額1,430円/ギガ使い放題+2GB~で通信制限回避
- mineo+楽天モバイル:月額2,068円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避+通話無料
- mineo+povo2.0:月額990円/ギガ使い放題で通信障害対策
mineoにすれば、最安でギガ使い放題が実現できます。
最大1.5Mbpsと中速の通信ですが、YouTube動画やVODサービスも問題なく再生できました。
デュアルSIM運用にすることで、マイそくプランの欠点である平日12時~13時の通信制限が回避でき、快適にギガ使い放題を最安で利用でき、筆者的にかなりおすすめです。
マイそくの通信速度は以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。
僕のおすすめはLINEMOとのデュアルSIM!
mineoと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
マイそくなら月額990円でギガ使い放題
通話し放題なら楽天モバイルとの組み合わせ
楽天モバイルと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- 楽天モバイル+LINEMO:月額2,068円~/月6GB~+通話無料
- 楽天モバイル+mineo:月額2,068円~/ギガ無制限+通話料無料
- 楽天モバイル+IIJmio:月額1,518円~/月5GB~+通話料無料
- 楽天モバイル+ahamo:月額4,058円~/月21GB+5分通話無料
- 楽天モバイル+povo:月額1,078円~/月3GB~+通話料無料の最安運用
楽天モバイルの特徴は、なんといっても通話料無料!
また、楽天市場で買い物する際もSPUが+3倍になり、お得に買い物できます。
僕のおすすめはLINEMOとのデュアルSIM!
LINEMOと併用することで、月6GBのちょうどいいデータ通信量を利用でき、高品質な通信で楽天モバイルの通信品質を補ってくれます。
しかもLINEMOでは現在6か月間実質無料のキャンペーン中!キャンペーン内容が激熱なので今のうちに試しておきましょう。
楽天モバイルと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
\通話無料で利用するなら楽天モバイル/
安くて速い!高品質な通信ならLINEMOとの組み合わせ
LINEMOと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- LINEMO+mineo:月額1,980円/ギガ使い放題+3GBで通信制限回避
- LINEMO+楽天モバイル:月額2,068円~/月6GB~+通話無料
- LINEMO+IIJmio:月額1,430円~/月5GB~
- LINEMO+povo2.0:月額990円~/月3GB~
LINEMOはソフトバンクの高品質な回線とお得なキャンペーンが魅力!
現在LINEMOでは、半年間実質990円分無料のキャンペーンと5分通話無料が7カ月間無料のキャンペーン中!
これだけお得なキャンペーンが併用できる機会は多くありません。
LINEMOミニプランの評判や口コミについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
僕のおすすめはギガ使い放題が月額990円のmineo!
mineoと併用することで、月額料金1,980円で通信制限のないギガ使い放題が実現します。
LINEMOと相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
\半年間無料キャンペーン中!/
とりあえず2回線持ちたい!最安運用povo2.0との組み合わせ
povo2.0と相性がいいデュアルSIMの組み合わせは以下↓
- povo+mineo:月額990円~/1.5Mbpsでギガ使い放題
- povo+LINEMO:月額990円~/3GB+5分以内の通話無料
- povo+楽天モバイル:月額1,078円~/3GB~+通話無料
- povo+IIJmio:月額440円~/2GB~
- povo+ahamo:月額2,980円~/20GB+5分以内の通話無料
povo2.0は基本料無料なので、デュアルSIMの副回線として非常に優秀。
「今のデータ通信量じゃ足りるか不安」
「安いけど通信品質が安定しない」
こんな悩みがある方には最適なキャリアです。
僕のおすすめはデータ専用プランが安いIIJmioとのデュアルSIM!
IIJmioと併用することで、月額料金を抑えながら自分に合った通信量のプランを選択できます。
ギガが足りない時や通信が不安定な時は、トッピングで得たギガを利用すればいつでも高品質な通信をすることも可能になります。
利用するギガが20GB以下の方におすすめのデュアルSIM!
povo2.0と相性がいい組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
\基本料0円~自分でカスタマイズできるスマホプラン /
まとめ:デュアルSIMであってもバッテリーの消費量は変わらない!
今回、以下2つの検証をしました。
結果、どちらもバッテリーの消費量はほぼ同じでした。
よって、デュアルSIMであったからといってバッテリーの消費が早くなることはありません。
今回検証することで僕自身もバッテリーの消費量が変わらないことを初めて知りました。
皆さんも今後のデュアルSIM運用に本記事を参考にしていただければ幸いです。