結論、サブ回線は節約上級者ほど利用しているおすすめの運用方法です。
サブ回線が必要な理由は以下↓
このように様々な用途にサブ回線は利用でき、2つのキャリアと契約するからと言って必ずしも支払う料金が増えるわけではありません。
むしろ、サブ回線におすすめの格安SIMを利用することで月額料金を今より節約することも可能です。
それでは詳しく解説していきます。
- スマホアドバイザー所有(総務省後援MCPCスマートフォンモバイル実務検定合格)
- モバイル基礎技術検定所有(総務省後援モバイル技術基礎検定合格)
- FP3級所有
- デュアルSIM歴3年
- 実際利用した組み合わせは10以上
- コンテンツ制作ポリシーに則り記事を作成しています。
\基本料0円~自分でカスタマイズできるスマホプラン /
こんな人はサブ回線はいらない?
最初にサブ回線がいらない人を説明しておくと以下のような人です↓
- データ使用量は月2GB以下
- 通話もほぼしない
- LINEしか使わない
上記すべてに当てはまるようなほとんどスマホを使わない人にとってサブ回線はデメリットしかありませんので必要ありません。
上記のような方は3GB以下のおすすめ格安SIMの中のキャリアであれば、最安の月額料金で運用できる以下記事の中にあるキャリアをすでに契約していれば改善の余地はほぼないです。
逆に上記以外の方にはサブ回線を利用するメリットは十分ありますのでこのまま記事を読み進めてください。
サブ回線は必要だと思う理由5選
サブ回線は必要だと思う理由は以下の5つ↓
それでは詳しく解説していきます。
通信制限を回避できる
サブ回線を利用していれば、通信制限に悩むことはありません。
自分が使うデータ量に合わせてサブ回線を契約すれば月額料金を節約しながら通信制限を毎月回避できます。
例えばmineoのマイそくプランを契約すれば、ギガ使い放題が月額990円で利用できます。
さらにmineoをサブ回線で利用することで、mineoが通信速度が不安定な際も安心。メイン回線に切り替えれば、通信制限のない最安でギガ使い放題の運用ができます。
mineoをサブ回線で利用するときのおすすめ組み合わせは以下の記事で詳しく解説しています。
また、IIJmioのデータeSIMプランは契約できるデータ通信量の種類が豊富でさらに激安。
メイン回線と組み合わせることで自分に合ったデータ通信量にカスタマイズでき、通信制限を防ぎながら月額料金の節約にもなります。
IIJmioのデータeSIMプランは以下↓
IIJmioをサブ回線で利用する際のおすすめ組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
このようにサブ回線をうまく利用することで通信制限のないスマホにすることが可能です。
月額料金を節約できる
サブ回線を利用することで実は月額料金の節約が可能です。
2回線契約するからその分料金は高いんじゃない?
こう思っている方も多いと思いますが、実はそうではありません。
自分の利用するデータ通信量に合った適切なプランを契約している人はごくわずか。
自分に合ったデータ通信量で契約することで結果的に月額料金を節約できます。
例えば、月4GB~19GBといったあまりどこのキャリアも扱っていないデータ通信量を使用する場合、LINEMOのミニプランのような3GBプランを契約していると通信制限にかかります。
ですが、IIJmio契約すれば以下の様に適切なデータ通信量を契約できます。
LINEMOプラン | IIJmioプラン | 合計データ通信量/月額料金 |
3GB/990円 | データeSIM 2GBプラン/440円 | 5GB/1,430円 |
3GB/990円 | データeSIM 5GBプラン/660円 | 8GB/1,650円 |
3GB/990円 | データeSIM 10GBプラン/1,100円 | 13GB/2,000円 |
3GB/990円 | データeSIM 15GB/1,430円 | 18GB/2,420円 |
スマホプラン 20GB/2,728円 | 20GB/2,728円 |
上記のように利用すれば、仮に10GB程度利用する場合、LINEMO単体の場合スマホプラン/2,780円を契約する必要がありますが、デュアルSIMの場合、LINEMOとIIJmioを併用することで月額2,000円に抑えられます。
さらに20GB以上使うというヘビーユーザーの方であれば、mineoと併用することで月額990円でギガ使い放題にできます。
例えばahamoの大盛りプラン(100GB/4,950円)を契約している方とデュアルSIM運用を比較した場合以下の様になります↓
シングルSIM | デュアルSIM | デュアルSIM |
大盛りプラン | スマホプラン + マイそくプラン | + マイそくプラン |
100GB/4,950円 | ahamo20GB/2,980円 + mineoギガ使い放題/990円 (通信速度1.5Mbps) | 楽天モバイル3GB/1,078円 + mineoギガ使い放題/990円 (通信速度1.5Mbps) |
合計:100GB/4,950円 | 合計:無制限/3,970円 | 合計:無制限/2,068円 |
上記のようにうまくデュアルSIM運用を利用することで最大月額2,882円も節約可能。
このようにスマホ節約上級者はサブ回線を利用することで月額料金を節約しながら使い勝手もいい運用をしています。
通信障害対策になる
デュアルSIMで電話番号を2つ持つことで仕事とプライべ―トを分けられます。
仕事とプライベートを分けることで、取引先にプライべートの電話番号を教える必要もありません。
また、デュアルSIMなら1台のスマホでLINEの2つ持ちも可能。
わざわざ2台のスマホを持ち歩く必要がなくなるので、スマホの2台持ちが不便だと感じる方はデュアルSIM運用を試してみてください。
仕事とプライべ―トを分けられる
デュアルSIMで電話番号を2つ持つことで仕事とプライべ―トを分けられます。
仕事とプライベートを分けることで、取引先にプライべートの電話番号を教える必要もありません。
また、デュアルSIMなら1台のスマホでLINEの2つ持ちも可能。
わざわざ2台のスマホを持ち歩く必要がなくなるので、スマホの2台持ちが不便だと感じる方はデュアルSIM運用を試してみてください。
LINEを2つ持てる
デュアルSIM運用をすることで電話番号を2つにでき、LINEアカウントを2つ持つことも可能です。
LINEは基本1端末に1アカウントを紐付けるので、2つ作ることは不可能。
ですが、ツインアプリやデュアルメッセンジャーといったアプリ複製機能を持つ端末であれば、クローンアプリを作成でき、結果、1つの端末でLINEアカウントを2つ持つ唯一の方法になります。
アプリ複製機能を持つ端末は以下↓
機種名 | 対応可否 | 機能の名称 |
iPhone | ||
Xperia | 一部のみ | マルチユーザー |
AQUOS | ||
Galaxy | デュアルメッセンジャー | |
arrows | 一部のみ | マルチユーザー |
Pixel | マルチユーザー | |
OPPO | アプリクローン | |
Xiaomi | デュアルアプリ | |
ASUS | ツインアプリ |
※アプリ複製機能の名称は端末により異なります
上記端末であれば1台のスマホに独立したLINEアプリを2つ持つことが可能。
iPhoneにはクローンアプリを作成する機能はなく、LINEアカウントを2つ持つことは残念ながら不可能です。
1台のスマホで2つのLINEアカウントを持つ方法は以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
サブ回線におすすめの格安SIM
サブ回線におすすめの格安SIMは以下↓
商品 | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
povo | 基本料0円 高品質な通信 180日以内にトッピングが必要 povoはこちら | とりあえずサブ回線が欲しい povo |
楽天モバイル | 通話料無料 3GB以下なら1,078円 どれだけ使っても月額3,278円 楽天モバイル はこちら! | 長電話が多い 月データ通信量が決まってない |
IIJmio | データ専用プランが安い 2GB440円~ 昼間の通信速度がやや遅い IIJmioはこちら | とにかく安くしたい ギガをあまり使わない |
LINEMO | 3カ月間実質無料! 7カ月間5分以内の通話無料 高品質な通信 LINEMOはこちら | 高品質な通信がいい 長電話はしない 3GB以下しか使わない |
それでは詳しく解説していきます。
povo2.0 | 0円運用も可能!
povo2.0は基本料無料!
もしもの時の緊急用SIMやデータ通信の副回線におすすめです。
povo2.0の基本情報は以下↓
povo2.0 | |
料金 | 基本料無料 トッピング 24時間使い放題:330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 |
通話オプション | 22円30秒 5分以内通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,650円 |
使用回線 | au |
通信品質 | |
キャンペーン | 他社から乗り換え+対象トッピングで auPAY残高に8,000ポイント還元! |
povoの大きなメリットは、基本料無料。
補助回線としてこれほど相性がいいSIMはありません。
povoをサブ回線にするメリットは以下↓
- とりあえず回線を維持したい
- 電話番号を2つ持ちたい
- もしもの時のための補助回線を持ちたい
まさにこのような方には最適なSIM。
povo2.0とのおすすめデュアルSIMの組み合わせは以下↓
これほど副回線として優秀なSIMはないです。
ただし、povo2.0は180日以上トッピングなしの状態が続くと、契約解除や利用停止といった処分を受けるので注意してください。
povo2.0の最低維持費については以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
\基本料0円~自分でカスタマイズできるスマホプラン /
楽天モバイル | 通話料無料!どれだけ使っても最大3,278円
楽天モバイル は使った分だけ支払うワンプランでシンプルに安い!
また通話料が無料なので、通話回線用の端末に最適です。
楽天モバイルの基本情報は以下↓
楽天モバイル | |
料金 | 3GB/1,078円 3GB~20GB/2,178円 20GB~無制限/3,278円 |
通話オプション | 通話料無料 |
使用回線 | 楽天モバイル |
通信品質 | |
キャンペーン | MNP+初めて申し込みで13,000ポイント還元! 端末セット購入で最大44,000円相当特典 初月1,078円無料 |
楽天モバイル は通話料無料が売り!
スマホ2台持ちの中の通話回線として非常に優秀です。
- 通話料無料
- 楽天市場での買い物がお得SPU+4倍
- スマホの端末が安い
でも、楽天モバイル って田舎じゃ繋がりにくいんじゃないの?
このような疑問を持つ方も多いと思います。
率直な意見をいうと、田舎でも全然繋がります。楽天モバイル はプラチナバンドという特定の周波数を持っておらず、確かに障害物や建物内、地下では繋がりにくいですが、田舎だから繋がらないというわけではありません。
むしろ大手キャリアが圏外でも楽天モバイルは繋がる!なんてこともありました!
通話し放題のスマホを2台目に持ちたい!という方に最適なSIMになります。
MNP+初めて申し込みで13,000ポイント還元!
楽天モバイルとのおすすめデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
IIJmio | データ通信専用プランがコスパ◎月額440円~
IIJmioは老舗の格安SIMでドコモとauから回線を選べます。
以下がIIJmioの基本情報です。
IIJmio | |
料金 | 音声通話SIM2GB/850円~ データSIM2GB/740円~ データeSIM2GB/440円~ ※詳しくは以下画像参照 |
通話オプション | 11円/30秒 5分無料オプション;月額500円 10分無料オプション:月額700円 かけ放題:月額1,400円 |
使用回線 | ドコモ、au |
通信品質 | |
キャンペーン | スマホ大特価セール |
IIJmioは2GBから契約でき、ほかの格安SIMよりも安い料金で提供しています。
IIJmioをサブ回線で利用するメリットは以下↓
- データeSIMプランがコスパ抜群
- データ通信量のプランが豊富
- 端末が安く購入できる
特におすすめなのはデータ専用プランの「データeSIM2GBプラン」
eSIM対応機種が必要になりますが、2GB440円という安さで契約でき、「電子決済専用端末」のようにほとんどデータ通信を使わず通話もしない2台目のスマホ回線におすすめです。
少量でいいからデータ通信できるSIMが欲しい方はIIJmioを検討してください。
IIJmioとのおすすめデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考ください↓
低容量SIMならIIJmio!
LINEMO | キャンペーンがお得な高品質回線!
LINEMOはメイン回線にもなりうる回線。
バランスの取れたSIMなので、普段使いのSIMにも緊急用のSIMにもおすすめ!
LINEMOの基本情報は以下↓
LINEMO | |
料金 | 3GB/990円 20GB/2,790円 |
通話オプション | 1年間5分以内の通話無料(550円) |
使用回線 | ソフトバンク |
通信品質 | |
キャンペーン | 3カ月間実質無料! 7カ月5分以内の通話無料! 新規契約で最大10,000ポイント還元! |
なんといってもキャンペーンがお得!
3カ月実質無料キャンペーンと7カ月間5分以内の通話が無料キャンペーンを併用可能!
LINEMOをサブ回線で利用するメリットは以下↓
- キャンペーンがお得
- ソフトバンクの高品質な通信
- LINEギガフリー
大手キャリアの高品質な通信ですので、もしもの時用のSIMとしても普段使いのSIMとしても優秀です。
LINEMOのミニプランについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
お得なキャンペーンは終了日未定といえどいつ終わるかわからないので、気になる方は今のうちに半年間だけでも試してみましょう。
LINEMOとのおすすめデュアルSIMの組み合わせは以下の記事で詳しく解説しているので参考ください。
\3カ月間実質無料キャンペーン中!/
サブ回線を持つときの注意点
サブ回線を持つときの注意点は以下↓
それでは詳しく解説していきます。
同じキャリア同士だとあまり意味がない
サブ回線とメイン回線が同じキャリア同士だとあまり意味がないので注意しましょう。
サブ回線とメイン回線が同じ場合、以下のようなデメリットあります。
- 通信障害対策にならない
- キャリアのデメリットを解消できない
- キャリアのメリットが重複してあまり意味がない
このような状態になってしまいます。
メイン回線とサブ回線を異なるキャリアにすることで、サブ回線のメリットを最大限活かせるので、できるだけ異なるキャリアを利用しましょう。
サブ回線が同じキャリアじゃ意味ない理由は以下の記事でも詳しく解説しているので参考ください。
デュアルSIMの場合、対応機種が必要
デュアルSIMはeSIMに対応した端末でないと利用することができませんので注意しましょう。
デュアルSIMに対応しているiPhoneの機種は以下↓
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- Phone 13
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS Max
- iPhone XR
また以下の機種では2枚ともeSIMで利用することが可能な機種なので紹介しておきます。
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
上記であれば物理SIMを利用しなくてもいいので契約もラクです。
android端末は以下↓(タップすれば開きます。)
eSIM対応のandroid端末
- AQUOS wish
- AQUOS zero6
- AQUOS sense6
- AQUOS sense4 lite
- Xperia 10 III Lite
- OPPO A55s 5G
- OPPO Find X3 Pro
- OPPO Reno5 A
- OPPO A73
- Galaxy Z Flip/Flip3 5G
- Galaxy Z Fold/Fold2/Fold3 5G
- Galaxy S21/S21+/S21 Ultra 5G
- Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
- Galaxy Note20/Note20 Ultra
- Google Pixel 7 / 7 Pro
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 6/6 Pro
- Google Pixel 5a(5G)
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a(5G)
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4/4 XL
- HUAWEI P40
- HUAWEI P40 Pro
- HUAWEI Mate 40 Pro
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten BIG s
- Rakuten Hand
- Rakuten BIG
- Redmi Note 10T
- Android One S9
- arrows We
- Android One S9
- かんたんスマホ2/2+
デュアルSIMはバッテリー消費がはやい?
デュアルSIM運用は2つの異なるキャリアの回線を利用するのでバッテリーの消費は早い!
と、言われています。
しかし、実際に僕がシングルSIMとデュアルSIMのバッテリーの消費量を検証した結果、どちらもバッテリーの消費量は変わりませんでした。
また、デュアルSIMの片方のSIMをモバイル通信オフにした時のバッテリーの消費量も検証したところ、こちらも消費量に差はありませんでした。
ですので、デュアルSIMにするとバッテリー消費が早くなると言われているのは間違い。
僕もこの検証結果には少し驚きました!
以下の記事でデュアルSIMのバッテリー消費は本当に早いのか?詳しく検証しているので参考ください。
まとめ:サブ回線は必要!スマホ節約上級者はサブ回線を持っている!
結論、サブ回線は節約上級者であるほどうまく利用しています。
サブ回線が必要な理由は以下↓
このように様々な用途にサブ回線は利用でき、本当におすすめです。
是非以下のサブ回線におすすめの格安SIMの中からあなたに合った最適なサブ回線を見つけてください。