楽天経済圏の改悪続きだけど具体的に何が改悪されたの??
このまま楽天経済圏を使い続けるのが本当にお得なの?
こんなことを思っていませんか?
この記事を読むことで、楽天経済圏の最近の改悪内容が分かり、このまま楽天経済圏で生活することが本当にお得なのかわかります。
結論、楽天経済圏はまだまだお得です。僕も今後も使い続けます。
その理由は記事の中でしっかり説明していきますので是非最後まで見ていってください。
2022年の楽天経済圏改悪一覧


以下が最近行われた楽天の改悪一覧です。
- 2022年4月~
楽天市場での楽天ポイント付与が税込み価格から税抜き価格に - 2022年4月~
楽天SPUの改悪 - 2022年9月~
楽天証券の改悪 - 2022年4月~
楽天銀行金利改悪 - 2022年6月~
楽天カード損害保険の改悪 - 追記:2022年7月~
楽天モバイルの改悪 - 追記:2022年7月~
楽天SPU条件改訂
最近では金融系の改悪が多く、楽天経済圏ユーザーにとってかなり大きな痛手となりました。
それでは具体的にどのような改悪か説明していきます。
楽天市場での楽天ポイント付与が税込み価格から税抜き価格に
2022年4月~楽天市場での買い物で付与されるポイントが税込み価格から税抜き価格になります。
※楽天カードの通常ポイント付与は今まで通りです。
しかもこの改悪、実は楽天市場だけではないんです。
以下の楽天サービスを利用するときは税抜き価格に対してのポイント還元になります。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天モバイル
- 楽天エナジー
- 楽天マガジン
- 楽天Car
- 楽天ビューティー
- 楽天ぐるなびデリバリ―
- 楽天ぐるなびテイクアウト
- 楽天西友ネットスーパー
- 楽天イーグルス
- 楽天コレクション
- 楽天全国スーパー
- ヴィッセル神戸
- 楽天チケット
- 楽天シニア
- Vacation STAY
- RAXY
- J-LEAGUE ONLINE STORE
- Rakuten Super English
詳しくは楽天ポイントクラブをご覧ください。
具体的にはポイント倍率はSPUとキャンペーン含め10倍、税込み1,980円の商品を購入した場合。
2022年3月まで→1,980円の10%で190ポイントの付与
2022年4月から→1,800円の10%で180ポイントの付与
実質的には10%ポイント還元が悪くなるといわれているけど僕はそこまでの改悪とは思ってないよ!
ただし注意したいのが、これが楽天市場だけでなく楽天カードの支払いも税抜き価格になるといよいよ痛手の改悪!
楽天SPUの改悪
楽天SPUは以下の2つの改悪があります。
- 楽天の保険のSPU廃止
- 楽天証券のSPUが1%→0.5%or1%
こちらも大きな改悪になりますのでそれぞれ解説していきます。
楽天の保険のSPU廃止
これまで楽天の保険の支払いを楽天カードで行うことでSPU+1倍になっていましたが2022年4月~SPUから廃止されます。
こちらはシンプルにSPUからなくなる改悪になります。
現在楽天の保険にSPU目的で入っているという方は解約する方がいいですね。
詳細は楽天カードホームページをご覧ください
楽天証券のSPUは1%→0.5%or1%
楽天証券でポイントコース指定で500円以上(内ポイント1ポイント以上使用)投資信託を購入することでSPU+1倍だったのが条件がかなり厳しくなりました。


この画像を見てわかる通り、マネーブリッジ設定、ポイントコース設定をして、
3万円以上投資信託でポイント投資+0.5倍
3万円以上米国株円貨決済でポイント投資+0.5倍
(積立投資と対象ETFは対象外)
いかがでしょう?
かなり厳しい条件ですよね、、、
「3万円以上投資信託でポイント投資」つみたてNISAで投資信託を3万円以上ポイント投資していれば+0.5倍達成可能なのでまだ現実的ですが、
+1倍にしようと思うと、合計6万円の投資が必要になります。
しかも3万円は積立投資もだめ。
バンガードS&P500など人気ETFが対象外。
といった投資初心者にはかなりハードルの高い条件になります。
僕としてはSPUは+0.5倍であきらめて、それ以上はSBI証券で投資するのが最適だと思います!
理由は以下の記事で詳しく紹介しています。
楽天証券とSBI証券どちらが良い??楽天経済圏の住人が解説!
楽天証券の改悪
楽天証券の改悪は先ほどのSPUの条件変更の改悪が一つと、
さらに楽天証券では大きな改悪が2つ。
- 2022年4月~
楽天ハッピープログラム改悪 - 2022年9月~
楽天カード積立ポイント還元率改悪
この改悪の連チャンにはさすがの僕も楽天経済圏移行してやろうかと思いました。笑
結果以降はしてないんですが、それぐらい大きな2つの改悪。
詳しくは以下の記事でも解説しているので興味がある方は見てください。
>>楽天証券大改悪!クレカ積立でのポイント還元率が0.2%に!楽天経済圏はもうオワコン!?<<
それでは1つずつ解説していきます。
ハッピープログラムの改悪
2022年4月~ハッピープログラムが改悪されます。
まず楽天証券のハッピープログラムとは楽天証券で保有している投資信託の残高に応じて毎月楽天ポイントが付与されるサービスのことで、
このハッピープログラムが改悪されます。




改悪前は毎月ポイント配布でしたが、改悪後からは初めて指定残高に到達したときのみポイント配布されます。
例えば積立NISA満額(月33,333円)投資している場合、
改悪前20年後→26,700ポイント獲得
改悪後20年後→590ポイント獲得
と、2万ポイント以上の差になります。(複利の計算はしていません)
これを大きいととるか少ないととるかは人それぞれですが、楽天証券で保有している投資信託の数が多ければ多いほど差は大きくなります。
大きな改悪ではあるけど、これだけで楽天証券やめようとはならないかなあ。
楽天カード積立ポイント還元率改悪
楽天カード積立のポイント還元率が1%→0.2%になるという改悪がありました。
こちらもかなり大きな改悪ですね。。
今までは楽天証券で積立投資絵をする際、楽天カードで決済を行えば月5万円分まで1%のポイント付与があるという内容でした。
しかし2022年9月からこれが、
信託報酬のうち楽天証券が受け取る代行手数料が0.4%以下の銘柄は0.2%のポイント付与に改悪されます。


人気のeMAXIS Slimシリーズは改悪の対象になります。というか多くの銘柄が残念ながら対象となります。
この改悪を受けて「じゃあ代行手数料が0.4%以上の投資信託に変更したらいいじゃん!」となるのは本末転倒です。
1%のポイント付与ができる投資信託で選ぶのではなく、自分が最適だと思う投資信託を選びましょう。
しかし、救済措置?も一応あります。
楽天キャッシュで積み立てることでポイント付与が0.5%になります。
決してうれしい救済ではないですが0.2→0.5%にすることは可能です。


また、8月から12月までは「楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン」が開催され、さらに0.5%ポイント付与されます。
ですので8月~12月までは楽天キャッシュで決済することで今までと変わらず1%の還元を受けられます。
楽天キャッシュでの投信積立のやり方は以下の記事で詳しく解説しています。


楽天銀行の金利改悪
これまで楽天銀行は楽天証券とマネーブリッジを行っていれば、普通預金金利が0.1%とメガバンクや地方銀行と比べると高金利でしたが、この金利が改悪対象に。
2022年4月~
マネーブリッジをすることで受けられる金利優遇が預金残高300万円以上からは0.04%になります。
仮に1,000万円預けていると、これまでは年間で1万円の金利がもらえましたが
2022年4月からは、年間5800円の金利に大きく減少。
こちらも預けている額が多いほど差が大きくなってしまいます、、、
ちなみに楽天銀行は銀行預金保護制度があり、楽天銀行に払い戻し能力がなくなっても1,000万円までは返金が保証される制度があるので預金は1,000万円以内までがおすすめ!
楽天カード損害保険の改悪
実は楽天カードに付帯されている旅行損害保険も改悪されます。
改悪内容は以下
賠償責任の保証限度額
2,000万円→3,000万円(この変更だけを見れば改悪ではないです)
携行品損害を補償項目から除外
賠償責任の保証限度額が2,000万円から3,000万円に引き上げられたのは良いことですが通常楽天カードに関しては携行品損害の補償がなくなります。(ゴールドカードは現行通り)
携行品損害とは旅行の際の持ち物が旅行中に盗まれたり、破損してしまったときに受けられる補償のことで、今までは20万円保証されていましたが2022年6月から廃止されます。
旅行する人にとっては嫌な改悪だね。
僕はそこまで気になりませんが。。
楽天モバイルの改悪
2022年7月~
楽天モバイルの0円運用が廃止されます。
楽天モバイルは1G以下のデータ使用で通話も「楽天Link」というアプリからなら無料。という0円で利用できる運用をしていました。
0円で利用する人も多い中、ついにこの0円運用が終わってしまいます。
改悪内容は↓
という風になってしまいました。
しかし、あくまで0円運用を廃止しただけで、3G以上のプランについては変更ありません。
しかもこの改悪と同時に改良もあったので解説しておきます。
その改良とは、
- 楽天モバイル利用でさらにSPU+1倍
- ダイヤモンド会員ならSPU+1倍
というようにSPUが大改良されました。
これはうれしいですね。
しかし、楽天モバイルの0円運用廃止のでっメリットの方がぼくは大きいと思っているので楽観はできませんが単純な改悪だけでなく、素直に良かったです。
今回の楽天モバイルの改悪と改良、携帯キャリアの乗り換え先などは以下の記事で解説していますので興味のある方は見てください。


楽天SPU条件改定
2022年7月~楽天SPUの1つ、楽天銀行のSPU条件が改悪されます。
詳細は以下↓
となり、SPU+1倍にするのに条件が増えました。
増えた条件は楽天銀行を給与・年金・賞与の受け取り口座にすること。
これができない方は2022年7月~はSPU+0.5倍となってしまいます。
僕はもともと給与の受け取り口座なので今までと変わりないですが、給与・年金・賞与の受け取り口座に指定できない人にとっては大きな改悪ですね。
2021年楽天経済圏の改悪


先ほど紹介した今年の4月以降に始まる改悪よりも前に発表された改悪もおさらいしておきます。
- 2021年2月~
楽天市場キャンペーンポイント獲得上限の減少 - 2021年4月~
楽天TVがSPU対象外に - 2021年4月~
楽天ゴールドカードのSPU倍率の減少 - 2021年6月~
公共料金のポイント還元率の低下 - 2021年6月~
楽天でんきSPU対象外 - 2021年11月~
楽天ビューティーのSPU倍率が1倍→0.5倍
こちらは過去の改悪なので簡単に説明していきます。
楽天市場キャンペーンポイント獲得上限の減少
2021年2月から楽天市場のキャンペーンポイントの獲得上限が1万ポイント→7,000ポイントに減少。
このことでお買い物マラソン等のキャンペーンでもらえる最大ポイントが改悪されました。
特に楽天ふるさと納税の時は上限ポイントまでいくことが多いので痛い改悪だね。
楽天TVがSPU対象外に
これっまで楽天TV「Rakuten パ・リーグ Special」に加入・契約更新していればSPU+1倍でしたが、2021年4月からはSPUから除外されます。
楽天ゴールドカードのSPU倍率の減少
楽天市場で楽天ゴールドカードを使用し買い物することでポイント倍率+4倍でしたが、2021年4月から通常楽天カードと同様に+2倍になります。
この改悪で楽天ゴールドカードにする意味がほぼなくなったね、、
ただ、楽天プレミアムカードに関しては+4倍のままだよ!
関連記事:楽天プレミアムカードの損益分岐点は??55万円ではない!?お得な日に買い物した場合の損益分岐点
公共料金のポイント還元率の低下
公共料金の支払いを楽天カードにすることで100円につき1ポイント付与されていましたが、
2021年6月~
以下の画像の公共料金が500円につき1ポイント(還元率0.2%)進呈に改悪されました。


公共料金の支払いは楽天カードじゃなくてもいいかもね!
PayPayなら1%の還元率で支払いができるよ!
楽天でんきSPU対象外
楽天でんきに加入することでSPUが+0.5倍になってましたが、
2021年6月~
楽天でんきがSPU対象外になりました。
楽天でんきは特別安価ってわけでもないからうまみがなくなったね、、
ただ支払いに期間限定ポイントが使えるのはメリット!
楽天ビューティーのSPU倍率が1倍→0.5倍
楽天ビューティ経由で予約し、3,000円以上の支払いでSPU倍率が+1倍でしたが、
2021年6月~
SPU+0.5倍に改悪。
楽天ビューティはまだ対象外ではないので安心しましたね。
楽天ビューティはSPUの倍率アップ以外にも楽天ビューティ経由で予約することで1%のポイント還元を受けられるのもメリットです。
楽天ビューティは提携店が少ないデメリットはありますが、行きたいお店があった場合は是非活用したいですね!
改悪ばかりの楽天経済圏はオワコンなのか?


今まで説明してきた通り、楽天経済圏は改悪続き。楽天経済圏はオワコンなのか?
そんな風に思う方ももちろん多いと思います。
不安になる気持ちは分かりますが、現在も楽天経済圏は超優秀な経済圏だと思っています。
改悪が続くから移行する!となるほど落ちぶれてはいません。
もともとが優秀すぎたというのが僕の思いです。
とはいえ楽天経済圏のみ信じ、依存するのはよくありません。
いつでも移行できるように構えておくことが大切。
お得な経済圏に移行する行動力や、PayPay経済圏と併用する案も持っておきましょう。
以下の記事で楽天経済圏、PayPay経済圏、au経済圏、ドコモ経済圏を比較しているので乗り換え先を検討したいという人は是非見ていってください。
今後の乗り換え先候補は?


楽天経済圏はまだまだ大丈夫!
といってもやはり不安で乗り換え先も検討したいという方もいるかと思います。
最近はほかの経済圏もぐんぐんと成長しており楽天とも遜色ないほどという経済圏もあります。
そんな方のために乗り換え先を紹介していきます。最近はほかの経済圏もぐんぐんと成長しており楽天とも遜色ないほどまできました。
おすすめの乗り換え先は以下です。↓
- PayPay経済圏
- au経済圏
- docomo経済圏
この3つです。
特にPayPay経済圏は楽天経済圏と遜色ないほどに成長しています。
今やQRコード決済のPayPayは楽天Payを抜き、最も普及しているQRコード決済となりました。
さらにはソフトバンクもUQモバイルやLINEMOの登場で携帯料金と楽天と遜色ないほど安価に。
とはいってもまだ銀行や証券会社など金融系に関しては楽天が一歩リードというところ。
ですが、楽天経済圏から乗り替えるには現在最有力の経済圏となっています。
もちろんau経済圏とdocomo経済圏も優秀でおすすめとして紹介しましたが、楽天経済圏で生活してこられた方には物足りなさもあるかもしれません。
物足りなさを感じる場合は、楽天経済圏との併用で補っていきましょう。
以下の記事で紹介したPayPay経済圏、au経済圏、ドコモ経済圏と楽天経済圏を各サービスごとに比較しているので興味のある方は是非ご覧ください。