楽天証券が改悪したからSBI証券に乗り換えた方がいい?
楽天証券とSBI証券どっちがいいの??
楽天経済圏に入ってるけどSBI証券に移行する方がいい??
こんなこと思っていませんか??
楽天証券の相次ぐ改悪で本当にこのまま楽天証券のままでいいのか不安ではないですか?
記事を最後まで読んでいただければこんな疑問を解決できます。
この記事を読めば以下のことが分かります。
楽天証券とSBI証券のスペック
楽天証券のメリット
SBI証券のメリット
楽天証券かSBI証券かどちらがいいのか
楽天経済圏の人はどうするのがいいか
結論を言うと、どちらも素晴らしいサービスなのでどちらも保有することをおすすめします。
この結論の理由だけが早く知りたい方は楽天証券とSBI証券どっちがいいの?の章まで飛んでみてください!
キャンペーン等もあるので有効活用してお得に利用しましょう。
楽天証券、SBI証券簡単比較
楽天証券とSBI証券を14個の項目で比較したものを表にしてみました。
以下の14項目を比較しました。
楽天証券 | SBI証券 | |
口座開設者数 | 700万 | 720万 |
手数料 | ◎ | ◎ |
投資信託取扱本数 | 2,658本 | 2,636本 |
外国株式取引国数 | 6か国 | 9か国 |
米国株式取扱銘柄 | 5,002本 | 4,669本 |
単元未満取引 | 不可 | S株で投資可能 |
IPO実績数 | 2021年 74件 | 2021年 122件 |
取引ツール | 無料 | 無料(一部有料) |
つみたてNISA運用商品数 | 179本 | 177本 |
ideco運用商品数 | 32本 | 37本 |
クレカ積立 | 楽天カード 1%(通常楽天ポイント) 2022年4月~0.2% | 三井住友カード 0.5~2%(Vポイント) |
連携銀行口座 | 楽天銀行 | 住友SBIネット銀行 |
ポイント投資 | 可能 (通常楽天ポイント) | 可能 Tポイント pontaポイント 2022年2月21日~dポイント |
ポイントプログラム | 楽天ポイントが貯まる 2022円4月~ 一定額に達した月のみポイント付与 | Tポイントが貯まる 毎月保有額に応じてポイント付与0.022~0.05% (銘柄によって年率が違う) |
口座開設者数
2つの証券口座の開設数は少しだけSBI証券のほうが多いです。
とは言え楽天証券も近年大きく口座開設数が増え、700万口座を超えました。
SBI証券も楽天証券もネット証券の中で最大規模といえます。
口座数では2つにほぼ差はない。っていう認識でOK!
手数料
手数料についてはSBI証券に少し軍配が上がります。
が、どちらもネット証券の中でトップクラスの手数料の安さであり、条件はありますが、ほとんどの人は楽天証券・SBI証券どちらでも手数料0円で利用できるでしょう。
米国株手数料は以下の画像の通り楽天証券・SBI証券とも同じです。
つみたてNISAでは販売手数料無料(ノーロード)の金融商品のみ対象だから手数料は気にする必要はないよ!
SBI証券の手数料
まずSBI証券にはスタンダートプランとアクティブプランの2つがあり、スタンダートプランは1注文の約定代金に対して手数料がかかります。一方、アクティブプランは1日の約定合計金額に対して手数料がかかります。
SBI証券現物取引手数料は以下になります。
1日あたりの約定金額が100万円までの人はアクティブプランを選べば手数料は0円で利用できます。
1日に大きな金額を動かす上級者以外のほとんどの方はアクティブプランがおすすめ!
楽天証券の手数料
楽天証券では超割コースといちにち定額コースがあり、超割コースがSBI証券でいうスタンダードプランとほぼ同じで1回の取引金額で手数料が決まるシステム。
いちにち定額コースがSBI証券でいうアクティブプランとほぼ同じです。
楽天証券の国内株式現物取引手数料は以下になります。
楽天証券もSBI証券と同様、僕含め大半の人は手数料無料で利用することができます。
違うところは楽天証券の場合、50万円以上になると2,200円の手数料がかかるのでSBI証券よりも手数料は高くなります。
投資信託取引銘柄数
投資信託の商品数は楽天証券が2,658本、SBI証券が2,636本と楽天証券のほうが投資信託の数は少し多いです。
しかしどちらの投資信託の数も同じくらいでネット証券最大規模なので大きな差はありません。
外国株式取引数
各楽天証券は6か国、SBI証券は9か国の外国株式を取り扱っています。
ここはSBI証券に分があります。
具体的な国は、
楽天証券6か国
- 米国
- 中国
- シンガポール
- タイ
- マレーシア
- インドネシア
SBI証券9か国
- 米国
- 中国
- 韓国
- ロシア
- ベトナム
- シンガポール
- タイ
- マレーシア
- インドネシア
となっており、楽天証券には
- 韓国
- ロシア
- ベトナム
この3か国はありません。
ですのでこの3か国に投資する予定がある人はSBI証券のほうがおすすめです。
米国株式取引銘柄
米国株の取り扱いはSBI証券のほうが多いです。
楽天証券 | SBI証券 | |
米国株式取引銘柄数 | 4,669本 | 5,002本 |
米国ETF取扱銘柄数 | 324本 | 307本 |
反対に米国ETFは楽天証券のほうが多いです。
米国株式→SBI証券
米国ETF→楽天証券
のように買いたい株の種類によって決めるのがいいでしょう。
手数料はどっちも一緒!
単元未満取引
単元未満取引とは、銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単元の株数以下の取引。
楽天証券では単元未満株を取り扱っていないので、単元未満取引はできません。
一方SBI証券では、単元未満株(S株)であれば単元未満取引は可能です。
取引可能な市場は以下です。
取引可能な市場(買付・売却)
東証(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)上場銘柄
売却のみ可能な市場
- 名証(1部・2部・セントレックス)
- 福証(Q-Board含む)
- 札証(アンビシャス含む)上場銘柄
また、インターネット取引のみ手数料については2021年11月1日~買付手数料が無料になりました。
(キャッシュバックにより実質0円)
単元未満取引をする場合はSBI証券を選びましょう。
IPO実績数
IPO投資とは初めて株式市場に上場する会社を上場するに合わせて抽選で投資することを言います。
2021年度のIPO実績数では楽天証券が74件に対し、SBI証券が122件と多いです。
2020年、2019年に関してもSBI証券のほうが実績数は多いのでIPO投資を重視するならSBI証券がおすすめです。
ただ、覚えておきたいのが、抽選方法が各証券会社で違います。
楽天証券は100%抽選ですので誰でも同じ確率のチャンスがあります。
一方SBI証券は、60%は資金比例抽選、30%はIPOチャレンジポイント、10%は独自抽選です。
60%の資金比例抽選は、1単元(100株)ごとに抽選番号が付与されるので必然的に投資資金が多い人が有利になります。
30%のIPOチャレンジポイントは、上の抽選に落ちた人が受けられる抽選で、抽選に外れたらもらえる「IPOチャレンジポイント」を申し込み時に使用すると抽選が受けられます。(使用したポイント数が多い順に当選者が決定。)
10%の独自抽選は、上の抽選にも漏れた人の知識・経験・視力といった「適合性の原則」と取引状況等を踏まえた独自の抽選。
となり、SBI証券では多くの資金を持っている方のほうが有利な側面と、抽選が漏れたことでもらえる「IPOチャレンジポイント」を使うことでポイントを貯めれば当選できる制度もあります。
どちらの抽選が当たりやすいとは言えませんが、SBI証券がIPO投資においてトップクラスの証券会社で間違いありません。
IPO投資の資金があまりないという方は、2つの証券会社を使い、SBI証券では100株だけ買い、IPOチャレンジポイントを貯めて、余った資金を完全抽選の楽天証券でIPO投資をする方法が僕のおすすめです。
IPO投資を重視したいけど資金がないという方は、2つの証券会社を使う手もあり!
取引ツール
金融商品を取引するツールは楽天証券のほうが豊富にあります。
使いやすさについては個人差があるようです。
以下がSBI証券・楽天証券で使えるツールです。
楽天証券 | SBI証券 | |
取引ツール名 | iSPEED iSPEED FX iSPEED 先物OP マーケットスピード マーケットスピードⅡ マーケットスピードFX | HYPER SBI SBI証券アプリ |
料金 | 無料 | HYPER SBI(月額550円) 条件クリアで無料 |
取引ツールを重視するなら楽天証券はすべて無料で使えるのでおすすめです。
SBI証券のHYPER SBIの無料条件については以下になります。
無料条件 | 無料期間 |
SBI証券の総合口座を新規開設した場合 | 口座開設のよく営業日から1ヵ月 |
国内株式の約定が1回以上あり、「親書、運用報告書等」 の電子交付サービスを利用している | 翌営業日から36日間 |
信用取引口座が先物・オプション取引口座 を開設している場合 | 無期限 |
証券口座の残高が」1億円以上ある場合 | 当月3営業日~翌月9日 |
一番簡単なのは、国内株式の約定が1回以上あり、「親書、運用報告書等」の電子交付サービスを利用しているという条件。
国内株式を月1回以上取引し、運用報告書の電子交付サービスを利用すれば無料で利用が可能です。
つみたてNISA運用商品数
つみたてNISAの運用商品数は楽天証券が179本、SBI証券が177本と大きな差はありません。
手数料についても差がないのでどちらも変わりません。
ideco運用商品数
ideco運用商品数は楽天証券が32本、SBI証券が37本と大きな差はありませんが、SBI証券のセレクトプランという「低コスト」「バラエティ」にこだわったSBI証券が厳選した36件の商品もあり初心者にもやさしいです。
また、セレクトプランには人気の「eMAXIS Slim」シリーズがあり、低コストなインデックスファンドがそろっています。
idecoを検討している人はSBI証券がおすすめ。
もちろん金融商品ですので、自分自身の責任で判断してくださいね!
クレカ積立
クレジットカードで金融商品を積み立てることがどちらの証券会社でも可能です。
クレジットカードで積み立てるメリットは積立額の数%がポイント還元されることです。
2つの証券会社のクレカ積立の情報を以下の表でまとめました。
楽天証券 | SBI証券 | |
クレジットカード | 楽天カード | 三井住友カード |
還元率 | 1% 2022年9月買付分~ 0.2% | 0.5~2% |
もらえるポイント | 楽天通常ポイント | Vポイント |
上限額 | 5万円 | 5万円 |
楽天銀行については楽天カードで積み立てた場合、現在は1%の還元率ですが、2022年9月買付分~は0.2%になる大きな改悪がありました。楽天キャッシュで積み立てることで2022年8月~12月までは1%にすることもできますがその先は楽天キャッシュで積み立てても0.5%還元になります。
一方SBI証券は0.5%~2%と2022年9月以降の楽天証券よりも良い還元率になります。
積み立てる際は、三井住友カードを利用します。
年会費無料:三井住友カードNL還元率0.5%
年会費5,500円:三井住友ゴールドカードは1%(初年度年会費無料)
年会費33,000円:三井住友プラチナリファード2%
と、年会費無料の楽天カードと比べた時にSBI証券で年会費無料なカードは三井住友カードNL。還元率は0.5%と楽天証券と比べて0.2%高いです。
また、三井住友ゴールドカードは2021年7月12日~2022年6月30日の間に100万円以上利用すれば年会費が永年無料になるキャンぺーンが開催されています。
連携銀行口座
楽天証券では楽天銀行。SBI証券では住信SBIネット銀行が連携銀行になります。
どちらも銀行を連携することで得られるメリットが非常に大きいので必須とも言えます。
楽天銀行のメリットは以下です。
- マネーブリッジで普通預金金利0.1%
- アプリで管理できる
- 手数料無料で使える(回数制限あり)
- 楽天経済圏で必須サービス
住信SBIネット銀行のメリットは以下です。
- 普通預金金利が0.01%
- アプリで管理できる
- 手数料が最大15回無料
- コンビニATMで24時間利用できる
など上げ始めるときりがないくらいメリットがあり、どちらも地方銀行やメガバンクと比べていいサービスを提供しています。
どっちの銀行も便利で甲乙つけがたいね!
ポイント投資
SBI証券では、Tポイント、pontaポイントのみポイント投資が可能です。(2021年2月22日~dポイントでも可能に)
Vポイントではポイント投資はできません。(2022年春~夏にVポイントもできる予定)
SBI証券では積立投資にはポイントを利用することはできません。同じく「つみたてNISA」にもポイントは使えない縛りもあるので注意しましょう。
一方楽天証券では、楽天通常ポイントを使ってポイント投資ができます。
楽天証券は積立投資にもポイントを使うことができ、「つみたてNISA」にもポイントを使うことができます。
筆者も楽天証券でつみたてNISAにポイントを使っています。
しかし、期間限定ポイントは使えないので注意しましょう。
ポイント投資は楽天証券のほうがつみたてNISA等で使えて使い勝手がいいのでおすすめ!
ポイントプログラム
SBI証券では、「マイレージサービス」というポイントプログラムがあり、投資信託保有額や保有銘柄に応じてTポイントが付与されます。
月間平均保有額 | 1,000万円以下 | 1,000万円以上 |
通常銘柄 | 0.1% | 0.2% |
指定銘柄 | 投資信託ごとに指定された還元率 | 投資信託ごとに指定された還元率 |
通常銘柄であれば、最大0.2%保有額に対してTポイントが付与されます。
銘柄によってポイント還元率が違い、指定銘柄であれば保有額の0.022%~0.05%のポイントが付与されます。
ちなみに僕が投資している人気シリーズの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の還元率は0.0374%です。
一方楽天証券では、保有残高に対して毎月ポイント付与していましたが、改悪があり2022年4月以降は「一定の残高を始めて達成した場合」にのみポイント付与されるようになります。
これにより大きくSBI証券と差ができてしまいました。
具体的には以下の画像のようになります。
となり、指定の保有額に達した月の翌々月にポイントが進呈されます。
SBI証券の場合は毎月Tポイントが保有額に応じて入ってきますが、楽天証券の場合、2022年4月からは1度きりの進呈となりSBI証券と大きな差がついてしまいました。
SBI証券のメリット
それではこれまでの比較を加味したうえで楽天証券と比べた時のSBI証券を選ぶメリットを紹介します。
SBI証券のメリットは以下の4つです。
手数料が安い
外国株が豊富
IPO投資に強い
idecoの運用商品が豊富
米国株が豊富
SBI証券は証券会社としてどれをとっても業界トップクラスです。
特にSBI証券を開設した方がいい人は以下。
- IPO投資がしたい
- idecoを検討してる
- 楽天経済圏ではない
ネット証券として見た時に楽天証券でできてSBI証券にできないことはほぼないです。
楽天経済圏を検討もしくはすでに入っている人以外はSBI証券で大丈夫。
楽天証券のメリット
SBI証券と比べた時の楽天証券のメリットを紹介していきます。
楽天証券のメリット↓
ポイント投資が使いやすい
アプリが豊富
米国ETFの取り扱いが多い
楽天経済圏との相性がいい
楽天証券がSBI証券に優れているのは特にポイント投資です。ポイントを積立注文に使えるという点は大きな差といえます。
ポイントも投資することで福利の力をさらに大きくすることができます。
楽天証券が特におすすめな人は以下です。
- 楽天経済圏に入ってる
- 楽天経済圏に入るか迷ってる人
- 楽天ポイントを貯めてる人
楽天証券とSBI証券どっちがいいの?
「結局楽天証券とSBI証券ってどっちがいいの?」
ここまで読んでくださった人はこう思うかもしれません。
結論はどっちも使えるようにしよう!
ですが、どっちか決めて!という方もいると思うので現時点でどちらの方がいいのかも解説します。
2つとも素晴らしい証券会社でこっちの方が確実にいい!とまでは言えませんが「現時点でどちらか決める」なら僕が思う結論は、
楽天経済圏以外の人→SBI証券
楽天経済圏に入っているもしくは検討している→楽天証券
です。もしくは自分が投資したい銘柄があるかどうかで決めましょう。
楽天証券でできることはほぼSBI証券でもできます。
またクレカ積立や保有額に対するポイント還元率はSBI証券のほうがいいので楽天経済圏に入ってないという人はSBI証券がおすすめです。
関連:【入門編】楽天経済圏の必須サービス始める順番と使い方!本当にお得なの?
SBI証券で楽天証券ができることがほぼできるなら楽天経済圏の人でまだ証券口座を持ってない人ならSBI証券のほうがいいんじゃない??
こんな疑問を持つ人もいるかと思います。
確かにSBI証券なら楽天証券でできることをカバーでき、クレカ積立や保有額に対してのポイント還元もいいです。
ですが、楽天経済圏で生活している人はポイントが楽天ポイントに1本化されています。
ですので、SBI証券で獲得したVポイントやTポイントは少量では使いにくいのです。
しかし月に何十万と投資できる方は、もらえるVポイントやTポイントも多いのでSBI証券も使っていきましょう。
楽天証券ではつみたてNISA満額分だけ投資することでSPU+0.5倍も達成し、楽天経済圏のメリットを高めたうえでそれ以上の投資額についてはSBI証券で投資していくのがいいでしょう。
そして、現在楽天経済圏に入っていて楽天証券を使っているという人は楽天証券の度重なる改悪で不安になっていると思います。
そんな僕含め、多くの楽天経済圏で生活している人がとるべき行動は、SBI証券も使えるようにしておくことです。
次の章で理由は説明していきます。
楽天経済圏の人は乗り換えた方がいい?
「すでに楽天証券を使っていて最近改悪続きでSBI証券に乗り換えを検討している」
この記事を読んでくれている方はこんな方が多いと思います。
かくいう僕もその一人。
楽天経済圏の最近の改悪がなければ楽天証券一択でしたが大きな改悪がありました。それが以下です。
2022年9月買付分~
クレカ積立のポイント還元率1%→0.2%
2022年4月~
保有残高に対しての毎月ポイント進呈→一定の残高に達した際に1度だけポイント進呈
2022年9月~
ポイント投資(500円以上)でSPU+1倍→ポイント投資(3万以上)でSPU+0.5倍
この連続改悪で楽天証券の優位を揺るがしました。
一方SBI証券のサービスはSPUのようなサービスはないものの、このような内容です。
クレカ積立のポイント還元率0.5%(年会費無料のカード利用)
保有残高に対して指定銘柄であれば0.022%~0.05%のポイント進呈
かなり大きい差ですよね。
しかし、楽天証券からSBI証券にすべて移行してしまうと、SPUの+0.5倍もなくなってしまい、さらにつみたてNISASをやってる方などは手続きも面倒です。
ですので僕の出した結論は、楽天経済圏に入ってる人もSBI証券を持っておくです。
これは現在楽天経済圏で生活していて投資をしている方すべてに言えます。
もう少し深堀すると、楽天証券でつみたてNISA以上投資している人はつみたてNISA満額以降の投資については徐々にSBI証券に移行していってもいいと思います。つみたてNISA分投資していればSPU+0.5倍の条件も達成できますし!
というのも、現在はSBI証券のほうがクレカ積立や保有残高に対してのポイント還元は楽天証券を上回るからです。
しかし断言できないのは、SBI証券もこの先改悪しないとは言えないから。
SBI証券もいつ改悪するかわかりませんし、楽天証券もさらに改悪されるということも考えられます。
ですので、現在楽天経済圏で楽天証券を使っているという方もSBI証券をお得に持てる今作っておくのが最善だと思います。
今後楽天証券がさらに改悪されればSBI証券に本格的に移行し、SBI証券が改悪するなら楽天証券のままでいいのです。
未来は分かりませんのでどちらにも動けるように準備はしておいて損はありません。
そしてその準備も早いに越したことはないのです。
SBI証券に必須の三井住友カードも現在はお得なキャンペーンをやっていますが、SBI証券の口座開設がさらに増え、楽天証券を大きく突き放せばキャンペーンもなくなる可能性があります。
楽天証券とSBI証券どちらがいい?まとめ
長々と説明してきましたが、要するに楽天証券とSBI証券ではネット証券としてはどちらも甲乙つけがたいですが、ポイント還元においてはSBI証券のほうが優位です。
楽天経済圏に入っている人以外は現時点ではSBI証券で投資するのがいいでしょう。
しかしすでに楽天経済圏に入っている人の場合は別です。
・楽天経済圏に入っている人でどちらの証券会社にしようか迷ってる人は、楽天証券で投資しつつSBI証券も作っておきましょう。
SPUも達成できる投資分以上の投資はSBI証券に移行していってもいいかも!
・楽天経済圏に入っている楽天証券をすでに使っていてSBI証券への移行を悩んでいる人は、とりあえずSBI証券を使えるように準備はしておきましょう。
この先、SBI証券が改悪する可能性もありますし、楽天証券がさらに改悪する可能性もあります。
また、可能性は低いですが楽天証券が改悪を撤回するというのも。
ですので、どちらの証券会社も使っていけるよう準備しておくことが現在楽天経済圏に入ってる人も、これから楽天経済圏に入り楽天証券で投資を始めようという人も最適な行動です。
そして楽天経済圏の方は全力で楽天証券の改悪の撤回を祈りましょう。
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