通常楽天カードか楽天プレミアムカードどっちを使う方がお得かわからない
楽天ポイントを効率よく貯めたい
こんな風に思っていませんか??
この記事では、通常楽天カードか楽天プレミアムカードどちらを使った方がお得になるのかその損益分岐点を解説しています。
楽天市場で買い物する際にカード利用でもらえるポイントは、
楽天カード→2倍
楽天プレミアムカード→4倍
となりポイント倍率の差は2倍。
ですので、年間55万円分楽天市場で買い物する人は楽天プレミアムカードにすることで得られるポイントが11,000ポイントになり、年会費と同じになるここが損益分岐点です。
この記事で紹介する損益分岐点は、このような簡単な計算で出した損益分岐点ではありません。
以下の記事でも紹介しているように僕が考える楽天市場での効率のいいポイントの貯め方は、「お買い物マラソンと0と5のつく日キャンペーンに参加する」です。
関連:楽天お買い物マラソンは無駄遣い?損しない買い回り方法!
時と場合によってはより効率のいい日もありますが再現性が高く、楽してポイントがもらえるのはこのやり方です。
ですのでこの記事では、お買い物マラソンと0と5のつく日に必ず参加した場合の楽天プレミアムカードにするか否かの損益分岐点を紹介していますので是非最後まで記事を読んでください!
楽天プレミアムカードの特典

それでは楽天プレミアムカードの特典やスペックを通常楽天カードと比較しながら紹介していきます。
楽天プレミアムカード | 通常楽天カード | |
---|---|---|
年会費 | 11,000円 | 永年無料 |
楽天市場でのポイント倍率 | +4倍 | +2倍 |
旅行損害保険 | 国内外最高5,000万円 | 海外のみ最高200万円 |
優待サービス | 楽天市場コース トラベルコース エンタメコース お誕生月優待サービス | |
特典 | プライオリティパス |
各項目解説していきます。
年会費
楽天プレミアムカードは年会費が11,000円税込みでかかります。
ということは通常楽天カードよりもお得にするには、カードを楽天プレミアムカードにしたことによってもらえるポイントが年間11,000ポイントを超えないといけません。
なかなか厳しいですね。。
ですが人によっては可能ですのでこの記事の下の方で解説しています。
楽天市場でのポイント還元率
楽天プレミアムカードの一番の特典散っても過言ではないのがこの楽天市場でのSPUの倍率です。
SPUとは楽天市場で買い物する際に楽天のサービスを使えば使うほどポイント倍率が上がっていくサービスのことです。
詳しくは【楽天SPU完全攻略】7.5倍で十分!?攻略に欠かせないサービス7選と楽天市場のお得な買い物の仕方で説明しています。
通常楽天カードではSPU+2倍(楽天会員分を合わせると3倍)ですが楽天プレミアムカードにすることによってSPU+4倍(楽天会員分と合わせると5倍)になります。
ということは楽天市場で楽天カードを使用し1万円の買い物をした際に
通常楽天カード3倍→300ポイント
楽天プレミアムカード5倍→500ポイント
このようなポイント還元の差があります。
※楽天会員でなければ楽天市場で買い物ができないので楽天会員分のSPU+1倍を含めています。
旅行損害保険
楽天プレミアムカードと通常楽天カードとの大きな差は最高保障額です。
通常楽天カードは最高200万円に対し、楽天プレミアムカードは最高5000万円になります。
しかも通常楽天カードは国内の旅行保険ではなく、海外の旅行保険ですのでかなりの差があります。
国内外ともによく旅行や出張に行かれる人は大きなポイントになるでしょう。
優待サービス
楽天プレミアムカードにのみある優待サービスを紹介していきます。
優待サービスには、
- 選べる3つのコース
- お誕生月優待サービス
この二つがあるのでそれぞれ説明していきます。
3つの選べる優待サービス
まずは、3つの中から選べる優待コースの中から1つ選べます。
楽天市場コース | 楽天市場での買い物が毎週火曜、木曜にポイント+1倍 |
トラベルコース | 楽天トラベルのポイント倍率が3倍に。(通常2倍) 手荷物手配サービス(旅行の際自宅から空港まで手荷物を無料で届けてくれる) |
エンタメコース | RakutenTVご利用ポイント+1倍 楽天ブックスご利用ポイント+1倍(SPUではない) |
ポイントのことを考えると「楽天市場コース」が一番おすすめだよ!
お誕生月優待サービス
お誕生月優待サービスとは、そのカードの持ち主のお誕生月に楽天市場や楽天ブックスでのポイント倍率が+1倍になります。
このお誕生月優待サービスは先ほどの3つの選べる優待サービスのうちどれを選んでも適応されます。
特典
楽天プレミアムカードについてくる特典はプライオリティパスという特典です。
この特典は、国内外1300か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるお得な特典。
よく飛行機に乗って旅行に行かれる方や、出張でよく海外に行くという方にはとっても嬉しい特典ですね。
このプライオリティパスについては次の章で詳しく触れています。
ポイント関係なくプレミアムカードにした方がいい人

楽天プレミアムカードには「プライオリティ・パス」が無料でついてきます。
このプライオリティ・パスとは通常空港ラウンジには3520円必要ですが、国内外1300か所以上のラウンジを無料で利用できるようになるサービスのこと。
空港を頻繁に利用される方にはうれしいサービスですよね。
通常海外なら1度の利用で32ドルですので約年間4回以上空港ラウンジを利用する人ならそれだけで年会費の元が取れます。
国内のラウンジであれば1000円~の利用料金ですので年間11回以上利用する方は年会費の元が取れます。
飛行機を使う出張によく行く
国内外の旅行によく行く
上記の方は、楽天ポイントの損益分岐点の前にすでに楽天プレミアムカードを使った方がお得な人なので該当する方は是非プレミアムカードで優雅な空港でのひと時をお過ごしください。
ちなみに僕は該当しませんが、、
損益分岐点の考え方

楽天プレミアムカードの基本的なスペックや通常カードとの違いを分かってもらったところで本題の損益分岐点はどこなのかについて解説していきます。
と、いいましたが結論から言うのではなく、まずはこの記事での損益分岐点の考え方を話したいと思います。
この記事での損益分岐点とは、通常楽天カードから楽天プレミアムカードにしたことによって生まれた年間ポイントが楽天プレミアムカードの年会費を超える点のことです。
楽天プレミアムカードの年会費である11,000以上のポイントを獲得するのは簡単ではありません。
めちゃくちゃ旅行に行く人や、楽天市場や楽天ブックスで月に何十万円も使うという特殊なケースを除いて年会費を上回るポイントを獲得しようと思うと、3つの選べるコースの中で「楽天市場コース」を選ぶことが絶対条件になります。
ですので楽天市場コースを選んだとして話を進めていきたいと思います。
楽天市場コースを選んだ場合
楽天市場コースを選んだ場合
まず最初に通常カードと楽天プレミアムカードの楽天市場で買い物する際のポイント倍率の差を見ていきましょう。
カード利用でポイント+4倍
火曜・木曜ポイント+1倍
お誕生月ポイント+1倍(上限1万ポイント)
カード利用+2倍
条件として0と5のつく日に楽天市場で購入することはどちらのカードも可能なので0と5のつく日キャンペーンに毎月参加するものとします。
そしてお買い物マラソンにも必ず参加するものとします。(同じものを買う計算なのでポイント倍率はどちらのカードも同じです)
お買い物マラソンと0と5のつく日が重なる日のうち火曜、木曜に重なる月は通常楽天カードより楽天プレミアムカードのほうがポイント倍率が+1倍多くなり誕生月にはさらに+1倍多くなる計算です。(2021年のカレンダーで計算)
この2つのキャンペーンは、参加しやすく効率よく楽天ポイントを貯めるのに効果も高いので僕は毎回この2つのキャンペーンに参加するようにしています。
普段このキャンペーンを使ってないという方は使うことで楽天ポイントを普段の何倍も貯められるので参加するようにしましょう。
お買い物マラソンをよく知らない人は以下の記事で解説していますので参考にしてください。
関連:楽天お買い物マラソンは無駄遣い?損しない買い回り方法!
楽天プレミアムカードが最大限効果を発揮する月
2022年のカレンダーで楽天プレミアムカードが最大限ポイント倍率が多くなる月を紹介します。(0と5のつく日が火曜もしくは木曜にある月)
そういわれてもよくわからないと思うので、具体例を以下の楽天カレンダーの画像で紹介します。

上記の画像を見れば2月10日木曜日はお買い物マラソンの開催日で0と5のつく日キャンペーン開催日、なおかつ木曜日なので、
楽天プレミアムカード→カード利用4倍+0と5のつく日2倍+楽天市場コース特典1倍=7倍
通常楽天カード→カード利用2倍+0と5のつく日2倍=4倍
となり3倍の差が生まれます。
お買い物マラソンと0と5のつく日キャンペーンは相性がよく毎回重なる日はあります。
しかし楽天プレミアムカードを最大限生かせるお買い物マラソン+0と5のつく日キャンペーン+火曜・木曜という日は実現できない月があります。
楽天プレミアムカードの最大倍率が実現できない月の通常楽カードと楽天プレミアムカードのポイント倍率の差は、
楽天プレミアムカード→カード利用4倍+0と5のつく日2倍=6倍
通常楽天カード→カード利用2倍+0と5のつく日2倍=4倍
となり2倍の差となります。
では、2021年で通常楽天カードと楽天プレミアムカードの差が3倍の月
(お買い物マラソンがない月も0と5のつく日が火曜か木曜に重なる日があれば通常楽天カードと楽天プレミアムカードの差は3倍になります)
3月、4月、5月、8月、9月、10月
一方、2021年で通常楽天カードと楽天プレミアムカードの差が2倍の月
1月、2月、6月、7月、11月
お買い物マラソンがない月も通常楽天カードと楽天プレミアムカードの差は3倍になります)
僕は12月が誕生月なので12月を誕生月とします。ので12月は4倍の差になります。
それでは月ごとのポイント倍率の差が分かったところで損益分岐点を探していきます。
月1万円楽天市場で買い物する場合
通常楽天カードと楽天プレミアムカードの差が分かりやすいように楽天市場で月1万円買い物する場合を見ていきましょう。
- ポイント倍率の差が3倍の月の数=6
- ポイント倍率の差が2倍の月の数=5
- ポイント倍率の差が4倍の月の数=1
先ほどの章で出した上記を踏まえて計算します。
1万円楽天市場で買い物する場合のポイント差
300×6=1,800ポイント
200×5=1,000ポイント
400×1=400ポイント
合計3,200ポイント
となり、年会費の11000を大きく下回ります。
よって楽天市場で月1万円買い物した場合、11,000-3,200=7,800円損してしまいます。
ではどこが損益分岐点なのでしょう。
次の章で発表します。
月に35,000円楽天市場で買い物するなら楽天プレミアムカード
計算した結果、月に35,000円以上楽天市場で買い物する場合、獲得ポイントが11,200ポイントとなり、楽天プレミアムカードのほうがお得という結果になりました!
一応計算すると、
350×3×6=6300ポイント
350×2×5=3500ポイント
350×4=1400ポイント
合計11,200ポイント
ということで月に35,000円、または年間42万円楽天市場で買い物することで、通常楽天カードから楽天プレミアムカードに変えて得られるポイントが年間11,200ポイントとなり年会費を上回りました。
楽天プレミアムカードの損益分岐点まとめ
僕が書いたこの記事では、楽天市場で買い物する際お買い物マラソンと0と5のつく日キャンペーンに参加するという条件で損益分岐点を決めました。
その理由は、楽天市場で買い物する際は、お買い物マラソンと0と5のつく日が重なる日が一番簡単に効率よくポイントを貯められるのでいつも僕はこの日に合わせて買い物しているからです。
逆に現在この重なる日に楽天市場で買い物していない人は、少し意識するだけで獲得ポイントが大きく変わるので楽天プレミアムカードにする前にまず意識することをおすすめします。
お買い物マラソンについてもっと知りたい方は以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめると月に35,000円、年間で41万円楽天市場で買い物する人は楽天プレミアムカードのほうがお得になります!
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