積立NISA始めた方がいいって聞いたけど本当?
始めたいけどやり方がわからない
こんな疑問を持っている方に向けて記事を書いています。
結論、積立NISAは余剰資金があり、毎月黒字の家計で金利の高いローンのない方は今すぐ始めることをおすすめします。
積立NISAはノーリスクの制度ではありません。ですのでリボ払いのような金利の高いローンをしている方や、貯金が一切なく、毎月ギリギリの生活をしている人にはおすすめできません。
ですが適正なリスクをとり、運用することで効率よく資産を増やし、将来の資産形成の役に立つ制度でもあります。
積立NISAはギャンブルではありません。
正しく理解し、正しく使うことであなたの10年後、20年後を間違いなく変えてくれます。
貯金もできて、毎月黒字家計。ローンもリボ払いのような金利の高いローンはない。
こんな方はこの記事を最後まで読んで積立NISAを今すぐ始めましょう。いつかまた始めようでは未来は何も変わりません。誰でも始められるように丁寧に解説していきます。
それでは解説していきます。
auカブコム証券公式ページから口座開設する積立NISAとは?


まずは積立NISAがどんなものかわからない方に向けて解説したいと思います。
積立NISAとは金融庁が認めた投資信託213本の中から選び、毎月定額を20年間非課税で運用できる制度。
- 1人1口座まで開設可能
- 毎月一定額を年間40万円積立できる
- 最大20年間非課税で運用できる
要するに国が作った初心者でも投資を始めやすくするための制度です。
一番大きいのは非課税で運用できること。本来であれば投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。
例えば100万円投資し、それが翌年200万円になれば100万円の利益となり、この100万円に20.315%の税金がかかり、実質利益は76万8,500円となりますが、
積立NISAであればこの税金が非課税になります。
投資に興味がある方は使いたいおすすめの制度!
積立NISAは始めるべき?


「つみたてNISA始めた方がいいよ!」
この記事を読んでいる方は、こんな話を聞いたことがある方が多いと思います。
始めた方がいいという話は聞いたことがあってもなぜ始めた方がいいのかわからない方も多いでしょう。
結論をいうと、毎月黒字の家計で貯金ができている方は積立NISAは始めた方がいい。
と僕は思っています。
もちろん「毎月貯金ができない」という家計の方にはおすすめしません。積立NISAでの投資は下がる可能性ももちろんあるので、まずは貯金ができる家計にし、余剰資金でやりましょう。
家計の黒字化には経済圏の活用がおすすめです。
それでは積立NISAを始めるべき理由を今から解説していきたいと思います。
積立NISAを始めるべき理由として以下のことがあげられます。
このような理由が挙げられます。
それでは一つ一つ解説していきます。
銀行に預けていてもお金は増えない
皆さん、現在の銀行の金利はご存じでしょうか?
今のメガバンクや地方銀行の金利は普通預金金利で0.001%。
定期預金で0.01%。
ということは、
1年間銀行にお金を預けていても10円や100円にしかならないのが現在の日本の銀行の現状です。
仮に1,000万円預けていても定期預金で1,000円。
一方インデックスといわれる投資においては年間リターンは平均で約4%~6%といわれています。
であれば100万円を投資していれば単純計算で年間4万円~6万円が増える計算になります。
最もこんなにうまく毎年増えるわけではないですが。
銀行に預けて居ると元本保証というメリットがありますが、預けて居てもお金が増えないということは実はリスクにもなります。
それを次の章で紹介していきます。
インフレに強くなる
銀行に預けて居ると元本保証ですが増えません。
これは一方でリスクにもなります。どんなリスクかというと、
それはインフレリスク。
簡単に言うと、物価上昇です。
仮に1,000万円預けていても増えるのは定期預金の0.01%で1,000円。
これでは物価上昇のほうが早く上昇していく可能性があります。
例えば物価が今より10%上がった場合、預けている1,000万円は額面上は変わりなくとも実質900万円の価値に下がります。
現在日銀は1年間に2%の物価上昇を目標としており、それが現実になった場合。
預けていた1,000万円は10年後、約800万円の価値にまで下がります。
物価は上昇し、給料は上がらない今、何もしないで貯金だけをしているのもリスクがあるということです。
インデックスファンドの長期積立投資であればリターンが得られる可能性が高い
インデックスファンドをドルコスト平均法で15年以上の長期投資であればリターンが得られる確率は高いです。
ちょっと何言ってるかわからない方のために語句の説明をしておきます。
15年という期間に関しては、人気のS&P500の指数に連動したファンドで例えると、
40年の長期で見た時S&P500は右肩上がりで成長してきています。
ですが10年間の範囲で見ると、以下の画像のようにリターンはマイナスの時期もあります。


1998年12月31日~2009年2月27日の約10年間で運用していた場合、-40%になります。
しかしこれが2014年まで投資した場合。


1998年12月31日~2014年5月20日の15年間投資した場合、+56%の利益が出ます。
リーマンショックなどの大きな下落があっても15年以上の期間で切り取ればS&P500はトータルリターンがプラスになっています。
このことから投資期間は長ければ長いほどS&P500のような優良な指数においてはリスクが軽減されることが分かります。
auカブコム証券公式ページから口座開設するなぜauカブコム証券で始めるのか?


つみたてNISAは多くの人が始めた方がいいというのは分かったけどなんでauカブコム証券なの?
もちろんauカブコム証券以外にもSBI証券、楽天証券は自信をもっておすすめできるネット証券で僕自身どちらの口座も持っています。
SBI証券や楽天証券がおすすめな人はこんな人↓
- Vポイント、Tポイントをよく使う
- IPO投資もしたい
- idecoをしたい
- 楽天経済圏に入っている
- 楽天ポイントをよく使う
これ以外の方で積立NISAを始めたい人はauカブコム証券がおすすめ。
3つとも口座を持ったうえで僕は、積立NISAをするならauカブコム証券が今現在最もお得だと思っています。
理由は2つあり、
7月15日にau、UQモバイルユーザーのクレカ積立でポイント還元率最大5%は終了が発表されました。※クレカ積立の1%は続行。
7月31日までのエントリーであれば参加可能です。
それではauカブコム証券が積立NISAを始めるならおすすめの口座の理由を詳しく解説していきます。
auカブコム証券公式ページから口座開設するクレジットカード積立がお得!
auカブコム証券はauじぶん銀行とマネーコネクトし、auPAYカードで投資信託を積立購入することで1%のpontaポイントが付与されます。
楽天証券とSBI証券のポイント還元は以下↓
還元率 | もらえるポイント | 条件 | 備考 | |
auカブコム証券 | 1%~5% | ponta ポイント |
auPAYカードで決済(1%) | ※UQモバイルユーザーなら+2%還元 ※auユーザーなら+4% |
楽天証券 | 0.5%~1% | 楽天 ポイント |
楽天カードで決済(0.5%) | 楽天キャッシュ積立でさらに+0.5%(期間限定) |
SBI証券 | 0.5%~2% | Vポイント | 三井住友カードで決済(0.5%) | 三井住友ゴールドカードで決済(1%) 三井住友カードプラチナプリファードで決済(2%) |
※UQモバイルユーザー、auユーザー特典は7月31日で締め切り。
楽天証券も元々1%の楽天ポイント還元でしたが、現在は0.5%、楽天キャッシュという楽天の電子マネーでの積立購入でさらに0.5%で1%還元となっています。
そして、SBI証券では三井住友カードで積立ることにより、0.5%のVポイントが貯まります。
三井住友ゴールドカードなら1%のポイント還元にすることも可能ですが、三井住友ゴールドカードは年会費が通常5,500円かかります。
また三井住友カードプラチナプリファードなら2%のポイント還元!ですが年会費が33,000円かかるのでおすすめはしません。
auカブコム証券であれば年会費のかかるカードもいらないですし、1%還元が終わることが確定しているわけではありません。
もちろん今後改悪等で還元がなくなる可能性はありますが、現時点で考えるのであればauカブコム証券が最もポイント還元率がいいネット証券といえます。
auカブコム証券公式ページから口座開設するauカブコム証券とのシナジー効果が高いauじぶん銀行が優秀
ネット証券は銀行との連携をしているところが多く、auカブコム証券もそうです。
auカブコム証券とできる銀行はauじぶん銀行というネット銀行でau経済圏の核ともいえる非常に優秀なサービス。
ネット証券として有名な楽天証券やSBI証券でもこのような連携があり、
- 楽天証券→楽天銀行
- SBI証券→住信SBIネット銀行
上記の銀行と連携しています。
この2つの銀行も非常に優秀なネット銀行。
ネット銀行の中でも1、2を争うサービスですがauじぶん銀行はその上を行くといっても過言ではありません。
簡単に比較してみます。
auじぶん銀行 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 | |
ネット証券との 口座連携 |
あり。 (マネーコネクト) |
あり。 (マネーブリッジ) |
あり。 (SBIハイブリッド預金) |
入出金無料回数 | 最大15回 | 最大7回無料 | 最大20回無料 |
金利 | 0.001%~0.2% | 0.001%~0.1% (預金300万以上は0.04%) |
0.001%~0.01% |
定額自動振り込み | 入金のみ可能 | あり | あり |
auじぶん銀行が他2つの銀行より優れている点は、
この2つ。
2つとも条件がクリアしやすいことがメリットです。
金利0.2%はauカブコム証券とのマネーコネクトをするだけで、メガバンクの200倍の金利!
入出金無料回数は、auじぶんプラスのランクを上げることで可能。月10回無料にするのはauサービスを使う意識をするだけで達成できます。
一方で他2つのネット銀行と比べた時のデメリットもあり、
この点が唯一のデメリット。
他行振り込みは無料回数があるので手動で行う必要があります。楽天銀行や住信SBIネット銀行は自動振り込みサービスがあるので少し劣ります。
ですが、金利や入出金無料回数などのメリットの方が大きいと感じます。
auカブコム証券公式ページから口座開設する積立NISAなら楽天証券やSBI証券と見劣りしない
投資をするならで必ずおすすめに出てくるのが楽天証券とSBI証券です。
なぜおすすめなのかというと、手数料の安さや取扱商品数の豊富さ。
しかし、auカブコム証券も負けていません。特にクレカ積立のポイント還元率もいいので積立NISAとは相性がいいです。
それでは3つの主要ネット証券を比べてみましょう。
積立NISA商品数 | 手数料 | クレカ積立還元率 | |
auカブコム証券 | 164本 | 〇 | 1%~5% |
楽天証券 | 179本 | 〇 | 0.5%~1% |
SBI証券 | 177本 | 〇 | 0.5%~2% |
積立NISAの手数料はどの金融機関でも無料。
ですので取扱商品数やクレカ積立の還元率が積立NISAをする際の比較点になります。
auカブコム証券は商品数は2つのネット証券と比べて少ないですが僕がおすすめする投資信託は取扱いがあります。
また、クレカ積立は先ほども紹介した通り、auカブコム証券が最も簡単に1%還元にすることが可能。
ではおすすめの投資信託を紹介します。
auカブコム証券公式ページから口座開設する積立NISAおすすめ商品
僕がおすすめする積立NISAの商品は以下の基準で選んでいます。
- 信託報酬が安い
- インデックスファンド
- 日本以外の国にも分散投資している
積立NISAは長期で運用するので僕としては上記の3つは外せない条件です。
もちろん人によりますし、投資は自己責任なので自分で選んでもらうことが大前提。
では厳選した3つの商品を紹介するので何を買ったらいいのかわからない方は参考にしてください。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株(オールカントリー)
- eMAXIS Slim 先進国株インデックス
eMAXIS Slimシリーズは最安水準の手数料が魅力の人気商品!
僕も購入しています!
信託報酬 | 説明 | |
eMAXIS Slim |
0.1% | 米国の主要な厳選企業約500社に分散投資。 1本で米国株式に分散投資できる。 |
eMAXIS Slim |
0.11% | 先進国、新興国の株式に分散投資が出来る。 1本で世界中の国に分散投資が可能。 |
eMAXIS Slim |
0.1% | 日本を除く先進国の株式に分散投資が出来る。 22か国の国に分散投資が可能。 |
もちろんこれ以外でも大丈夫!自分で考えて決める目安にしていただけると幸いです。
それではauカブコム証券で積立NISAをする手順を画像付きで徹底解説していきます。
auカブコム証券公式ページから口座開設するauカブコム証券の積立NISAの始め方


それでは長くなってしまいましたが、auカブコム証券での積立NISAの始め方を解説していきます。
auカブコム証券で積立NISAを始めるステップは以下↓
一連の流れはざっくりこんな感じです。
それでは解説していきます。
auカブコム証券の口座開設
まずはauカブコム証券に申し込みましょう。
auカブコム証券公式ページから口座開設する口座開設の手順は以下の通りです。
それでは1つずつ解説していきます。
はじめに:名前、生年月日、性別
以下の画像のようなステップで入力します。




電話番号、メールアドレス、住所
電話番号、メールアドレス、住所も入力していきます。


国籍、米国永住権の有無、居住地国
米国永住権を持っている方や、日本に住んでいない方、国籍が日本ではない方以外は以下の記入例でOK。


職業、インサイダーの該当、世帯主との続柄
職業を記入すると、以下の項目が出ます。(写真撮るの忘れました、、)
- 会社名
- 郵便番号
- 電話番号
- 住所
- 部署
- 役職


取引内容の入力
取引内容の僕自身の選択を紹介するので参考までに。
- 取引種類→投資信託
- 重視する取引方針→安定性
- 投資期間→長期
この選択でなくても全く問題ありませんので不安すぎる方は参考にしてください!


NISA口座の開設


入力内容の確認
入力内容をしっかり確認したら「次へ進む」
- 納税方法→カブコム証券におまかせ
- NISA口座→つみたてNISA口座を開設
- auじぶん銀行→口座開設
上記がおすすめ設定!しっかりチェックして次へ進もう!
本人確認書類の撮影
本人確認書類の撮影です。以下の1、2のいずれかを用意しましょう。
通知カードの場合は運転免許証も必要です。
指示に従って撮影しましょう!
初期パスワードの設定※忘れないようにメモ!
最後は初期パスワードの設定です。
必ず忘れないようにどこかに控えておきましょう!
カブコム証券の審査が終わり、口座開設が完了したらログインする際に必要です!


口座開設完了
お疲れ様です。
これで後は口座開設完了メールを待ちましょう!


積立NISA口座を開設(auカブコム証券にログイン)
積立NISA口座開設はauカブコム証券口座開設と同時に行ったので、積立NISA口座の開設完了メールを待ちましょう!
以下のようなメールが来たらいよいよ会うカブコム証券にログインしましょう。
※スマートフォン版での画像で解説しています。


ログインすれば以下の質問項目があるので答えていきましょう!
- 年収
- 金融資産
- 資産の状況
- 投資経験




これでログインは完了!
それでは以下の積立NISA口座開設完了のメールを受信したら、投資商品を選んで積立設定していきましょう。


投資商品を選択
それでは積立NISAの口座開設が完了したところで投資商品の選択をしていきます。
まずは、auカブコム証券にログインし、NISA・つみたてNISAのメニュー画面に行きましょう。
※スマートフォン版での画像で解説しています。






投資商品を決めたら自動積立設定に移ります。
※投資商品は今回「eMAXIS 全世界株式インデックス」にしていますがご自身の判断で選びましょう!
自動積立設定
それでは投資商品を選び、積立設定をしていきます。
※スマートフォン版での画像で解説しています。




これで次回積立指定日から積立開始!
設定お疲れ様です!
完了:まとめ
auカブコム証券で積立NISAをするのは紛れもなく最適解の1つです。
この記事をみれば積立NISAデビューに迷っている人も必ず始められると思っています。
auカブコム証券公式ページから口座開設する積立NISAは間違いなく、おすすめの制度。
もちろん僕も積立NISAやっています!
ですが、積立NISAを始めることが必ずしも最善とは限りません。
以下のことができていない方はまず取り掛かりましょう。
- 固定費の最適化
- 家計の黒字化
- 金利の高いローン
積立NISAは投資ですので損をする可能性があります。
ですので毎月余剰資金を確保できる家計づくりが最も取り組むべきことだということを忘れないようにしましょう。
逆にこれができた方は今すぐに始める価値があります。
少額からでも投資することに意味があります。銀行に預けるだけではなく、未来に向けて資産を形成し、不安な将来に向けて行動していきましょう!